昨日の蕨キチガイ大決戦から一夜明けて、おいら以外の各所からレポが出たり感想があがったりしていたので、主なところと拙文を紹介してくれたところをフォローしたい。
「在特会」ら、ノリコさんが通う中学前でデモ行進 「カルデロン一家を日本から追放しろ!」
●「外国人排除デモに反対する会」との口論も
『行動する保守』らは、蕨駅近くの広場で集合を予定していた。このデモに対して、市民の有志で構成される「外国人排除デモに反対する会」が抗議行動を予定していた。
13:00頃、蕨駅前で「外国人排除デモに反対する会」の市民らが「生きることは犯罪じゃない!」などと書かれた横断幕を広げていたところ、『行動する保守』の市民らとの口論が発生した。
だが、『行動する保守』の市民らは「朝鮮人出て来い!」「朝鮮人は日本から出ていけ!」など、「朝鮮人云々」を少なくとも20回ほど連呼し、結局話し合いは成立しなかった。また『行動する保守』らのデモ行進中、散発的な衝突があったようである。
市民有志ってアンタwwwwww 後述する緑城氏のレポートを見るとどう見ても極左活動家じゃねえかよwwwww 腹痛えwwwww
これだけ見ると左翼のほうは話し合いを望んでいたかのようだけど「ファシスト!」「レイシスト!」って口々に叫んでいたのは左翼もだろ? お互いに話し合いを成立させようという意図はなかったよ。在特会はデモを実行しようとしていて、左翼はデモを粉砕阻止しようとしていた。お互いに我慢大会やっていただけだよ。
衝突も全て左翼が起こしたこと。少なくとも在特会は我慢強かったことは事実。さすがベリタだな。
怪しげなネタの使い回しは「真相解明」につながるか(いやつながらない)
P2Cさんが憤慨しているように、不法入国・在留者を日本から「叩き出す」ためには13歳の少女でさえ的にかけようとする(ここでは威圧的な抗議の対象とすることを指す)連中と、矢野・朝木両「市議」はズブズブの関係になっているわけです。今日(11日)も、「犯罪外国人・犯罪助長メディアを許さない国民大行進 in 蕨市」の一環として、その少女が入学した中学校の前をわざわざ通って何やら罵倒していったそうじゃありませんか。
まあ、ネット上の実況中継によると、それを聞いていた中学生たちは、
<中略 />
などと話していたそうですが。醜い大人の姿をさらして日本社会への絶望感を植えつけようとする反日活動などに歪められることなく、これからも健やかに成長していってもらいたいものです。
本当にそう思う。惜しむらくは中学校の前で大規模に殺し合いを展開して、両方の側も同様に醜いと思ってほしかったな。
単純に人として腹が立つ。
蕨市は今や不法滞在者やこのような不良外国人の巣窟と化しています。外国人犯罪者の検挙率も極めて高いところです。川口などの風俗店街で働くシナ人・朝鮮人などが数多くこの蕨市に居住しています。
この蕨市にはまったく遵法精神というものがありません。
ほぼ全国にありえる現象を持ち出して蕨市のみを批判するという行為は、湧いているとしか言いようがないですね。
まあ蕨川口草加越谷大宮と埼玉県南東部にはほぼ共通してある問題といっていい。こんなんで遵法精神がないといわれたら越谷もそうだ。
話したおばちゃんも言っていたけど「蕨に住んでいない人間が蕨の問題を賢しげに声高に言ったところで…」ってところなのよ。まあ、蕨の問題を全国区にしちゃったのはカルデロン側なんだが。だから個人名を出したり、中学校の周りで街宣すること自体はもう仕方がないと思うんだ。
その結果、どのように蕨の人に思われるかは別問題だけどな。
昨日の続き
何が最悪って逮捕されたら「犯罪者が支援しています!」とかいう発言がデタラメじゃなくなるところだ。現場の雰囲気やら文脈やらが見えないので、細かいコメントは控えるが、残念だとは言っておく。それは集まった意図とまったく逆の効果をもたらしているからだ。
それにしても在特会は凄い。何が凄いって映像の頭。映像の意図は「左翼がこんな嫌がらせをしています」ってのを見せることなんだろうけど、スピーカーが拾っている声がこう言っている。「人種差別じゃねっつんだよ。外国人に人権なんかねえのに……」そっから後ろは聞き取れなかったが、こんだけで十分だ。どう聞いてもレイシスト団体じゃねえか。法律破ったとかなんとかってのは単なる飾りだろ、やっぱり。
ひとりの発言で全体にラベリングするんですかというご意見もあるかもしれない。ライブ映像ならそれは正しい。しかしこれは編集がされていて、音を消すこともできた(実際、この台詞の前は映像に音は入っていない)のに、ここから音を入れている以上、この言葉は編集者のメッセージとして採用されていると俺は考える。
冒頭部に関しては指摘の通りで、集まった左翼の皆さんはぶっちゃけ何がしたかったのかと思う。
全くの想像なんだけど「どうせ大したことないだろ。ちょっと凄めばすぐ解散するだろ」位に考えていて、いざ蕨に来てみたら数で圧倒されて凄んでもそれ以上の罵倒で返されて、とにかく何かしないと格好がつかないので突撃して自爆したと思われても仕方がない。いや全くのおいらの妄想ですが。
もっと平和的な集会のはずだったと思われるかもしれないけど、何回でも書くけど左翼がデモの阻止を目的としていたことは疑問の余地がなく、またそれは平和的には絶対にできないことだった。なぜなら在特会側は警察に申請するなどデモを行う正当な根拠があったからだ。たとえどんなに差別的で大多数を不愉快にさせる内容の主張であっても、その主張を理由として発言を行う権利を侵害されてはならないのだ。
後段に関しては在特会参加者の多くの人間の意識が同様であることは会話を立ち聞きしていたりした卑怯なおいらが保証する。しかしながら、スピーカーでは何度も「法を犯した外国人に対する糾弾デモであること」「外国人全般に対する排斥ではないこと」は強調されていた。建前なんだろうけれども、建前があるということは大事。実際の行動で建前が維持できなくなったときに3倍返しを食らわせられるからな。
[デムパ]こいつらは「愛国者」でも何でもない
ぼくの考えでいうと,新風連界隈はもはや愛国者でも何でもない。愛国者という名札をつけた単なるチンピラ,ゴロツキの類だ。あさま山荘に籠もった連中をもって左翼を規定してはいけないように,蕨市に押しかけた連中をもって右翼と規定してもいけない,とぼくは思う。左右どちらの皮を被っていようが,一線を越えてしまったらもうそいつらはイデオロギーに関係なく単なる社会の敵だ。
でもだからといって座視していい訳では無論ない。そいつらが弱者を標的にしてヘイトスピーチや冤罪の押しつけを繰り返しているというだけではらわたが煮えくりかえってくるのだけど,ましてやそいつらが愛国を騙り日の丸を振りかざしているとすれば。
そういう切捨てはよくない。残念ながらあれは愛国者なのだ。本当に残念だが集まっている人間は少なくとも日本という国を愛してやまないことは間違いない。ただ単に頭が悪いので他にやることが思いつかないんだよ。全くもって残念だが。
大体左翼の側が連合赤軍に対して「あれはもはや左翼ではない」って切り捨てたところで誰が納得するよ。左翼がさまざまな紆余曲折を経てあのザマな様に、愛国者もさまざまな紆余曲折を経てこのザマだ。それを直視した上でああいう連中に支持がこれ以上集まらないようにするにはどうすればいいかを皆で考えなきゃいけないのではないか? もしくはああいう人間がああいうことをすることで生活をすることができないようにするにはどうすればいいかを。
連合赤軍が左翼の十字架な様にこの馬鹿連中は右翼の十字架なんだよ。
犯罪外国人・犯罪助長メディアを許さない国民大行進 in 蕨市 VS 「生きることは犯罪じゃない」inわらび行動 観察記
【総括】
妨害者への対応などについては、非常に勉強になるデモであった。また、「行動する保守」について、ネット上の情報に踊らされすぎたかとも思うので、そこは素直に反省したい。
しかし一番の収穫は、フリーター全般労組周辺の連中の想像以上の斜め上っぷりがはっきりと明らかになったことだろう。
斜め上な連中だとは思っていたが、まさかここまでだとは、正直、連中を甘く見ていたと言っていい。
抗議側の連中が私を取り囲んだ際に、山口素明が仲間に私のことを「かわいそうな人だから」と言っていたが、果たして公園の状況を鑑みるに一体どっちがかわいそうな人なんだろうね、と思ってしまう。こんな小細工をやった上に痕跡を残すとか、正直、大の大人がやることじゃない。
あと、黒田氏との会話でも感じて、観察者の方との話題にもなったことなんだけれど、活動家はどうして味方でなければ敵かと言うような0か1か、白か黒か的な思考をしたがるんだろうね。
個人的には、虚数や玉虫色は言い過ぎにしても、0.7とかグレーとかそう言う立場で是々非々でやっていきたいと思うし、今後同じような思考に陥らないように留意していきたい。
最終的な評価としては、デモ側はレイシズムに走ることなく私が予想したよりもきっちりとしたデモをやっており、素直に賞賛したい。
一方、抗議側は横断幕強奪と言う実力行使までやっているわけで、予想のさらに斜め上のねじれの位置を行っていたと言っていい。
そんなわけで、「どっちもどっち」どころか、デモ側の真っ当なスタンスと、抗議側のどうしようもないスタンスとで明暗がはっきり分かれたとして、このエントリーを閉じたい。
左翼が確かに実力行使に出たわけだが、そこにいたるまでの在特会の各種さまざまな挑発を見ていなかったとは言わせない。ピッポレベルと言ったらピッポは怒るだろうが。でもそれでも手を出したほうが負けで、左翼側は何を言われても仕方がないことは確か。
つーかさ、ああいう活動を行うことで「不法入国という犯罪とそれを助長する勢力に打撃を与える」という目標の何が達成できたのかね? ただ単純に蕨市という最近この問題でちょっと注目を浴びた場所に行って公衆の面前で全裸になって粗末なモノをしごき始めて気持ちよくなって帰ってきただけだろ。蕨市民をいやな気持ちにさせてさ。全くいい面の皮だ。
まあ、デモ側が建前がきっちりしていた反面、左翼はそれをかなぐり捨てて襲い掛かってきたという意味では緑城氏の見解に同意する。つーかさ、あなたそのうち新風の方々に総括されんじゃね? 「この日和見主義者!」「自己批判しろ!」ってつるし上げ食うんじゃね? その挙句死ぬまで暴行されんじゃね? 黒田あたりに。ちょっとエントリ読んでて心配になってきた。
なんか全方位にオールレンジ攻撃を仕掛けた気がするのでこのくらいにしておく。おいらはゲーマルクか。
なんつーかさ、もう目を三角にしてああいう行動して達成できることって周囲を嫌な気にさせることしかないんじゃねえかな。何のどこから間違っていたかというとカルデロン支持者が大衆に訴えたところからとしか言いようがねえな。選挙によって信託されている政府のやることが、少数の人間がギャースカギャースカ馬鹿みたいにでかい声で騒ぐことで覆っちゃいけないんだよ。覆そうと思ったら政府を納得させなきゃいけないんだけれども、それは騒ぐことでは達成できない。それが罷り通ってきたのが今までの日本のダメなところで、もう低脳のオナニーを鑑賞させられるのは勘弁してほしい。右も左もそんなに大した一物を持っているわけじゃねえよ。