雁坂峠の写真アップしました。
2008年07月09日
2008年07月07日
中ボス戦
前回の仙元峠行きを無事終わらせたときに一つの手ごたえをつかんでいた。「これならいける。あそこへ行くことも不可能ではない」と。と、言うわけでこの土日で当初の目標に掲げていた内の一つ。日本三大峠、2000メートル越えの雁坂峠へ行って参りました。山中一泊、総時間10時間ほどの予定です。
越谷を朝6時前に出て羽生から秩父鉄道へ。秩父鉄道に完全乗車するのは初めてですね。熊谷〜寄居あたりまでは田舎を走りますが、寄居を過ぎたあたりから山深い中を走るようになり、秩父を過ぎたあたりで完全な山岳路線になります。こんな山の中を昔山手線を走っていた電車とか都営三田線を走っていた電車とか走っているんだから凄いよね。
三峰口の駅はもう本当に山の入り口っぽい感じで登山客がちらほら見えました。この時点で9時。バスを乗り継いで旧大滝村川又へ向かいますが、秩父湖での接続が悪く川又についたころには11時。この時点で正直焦りが出てくる。雁坂小屋までガイドを見るとどう考えても6時間はかかり、途中休憩などを取ることを考えると相当ヤバイ。
しかもですね、この日の気温が29度。おいらは高所に行くことを考えて長袖を着てまして熱がこもって相当気持ち悪い。車道歩きを1時間して登山口についた段階でグロッキーという相当な避けない状態に。マジで帰ろうかと思った。さすが雁坂峠。
登山口で30分ぐらい休んで登山開始。秩父側から雁坂峠へのアクセスは旧国道の黒岩尾根コースもありますが、あえてそれよりも古い道である秩父往還を歩くことにしました。んで最初は尾根までの上り坂です。結構へばっていた感じだったんだけど、山ノ神におまいりしたら結構元気が出てきた。途中大正時代の道しるべなどあったりして歴史を感じます。水の本の時点で1時になったので昼食。食事はきちんと取るのだけれども先の行程を考えるとあせる。
水の本を出発して雁道場〜突出峠へ。この間は上りが非常にきつく、また樹林の中で見通しも効かないため疲労感が半端じゃない。10歩ごとに足を止めて休むようになりいつになったら着くのかまったくわからない。あと、この間は東大の所有林らしく農学部がいろいろ実験しているみたいなのでそれらしい人造物には手を触れないでくださいね。だから東大のお力でこのあたりでうるさい蝉を駆除してください。
突出峠からは比較的緩やかな上りですが、比較的というのがポイントです。尾根上の気持ちのいい道なんですが、だらだらと上りが続きます。しかもこのあたりで雨が降ってきたり雷が鳴ったりして相当怖かった。雨は林の中だったのでたいした影響は無かったけど雷は怖い。山だと特に怖い。しばらく歩いて樺避難小屋に着いたときはうれしかった。しかし、www上ではここを自転車で降りた人のページをよく見ますが、よく自転車で行こうという気になったと思う。細くて急で結構怖いと思うんだけどな。
樺避難小屋には水場があって5分下るとか書いてありますが、確かに5分ほど下れば水場があるんだけれども、上って戻るのに20分かかります。腹が減ったのでここで休憩を兼ねて食事にする。この時点で5時。雁坂小屋までは2時間半。日没が気になる。
ここからは2箇所上りがあるだけで、ほぼ等高線上の道になります。地蔵岩では崖崩れの影響もあり東側に展望が開けて思わず息を呑みました。雲に浮かぶ1865メートルの止峰が美しい。誰か登った人はいるのでしょうか? 三角形の美しい山です。このあたりでカモシカも見ました。ものすごい勢いで斜面を駆け下りていく姿はカッコイイ。あと、この間は傾斜はきつくないんだけれども、足元に岩がゴロゴロして足場が悪いのと、疲れが相当足に来ているので十分気をつけなければならないと思います。道は細く、転落したらたぶん遭難です。暗くなったら歩く自信は無い。ビバークの装備は今後必要だろうね。
豆焼沢を超えたらラストスパート。あたりは薄暗くなり雁坂小屋までたどり着けるか心配になる。疲れた体に鞭を入れて精も根も尽き果てたころに雁坂小屋到着。19時15分。なんとか明るいうちにたどり着いた。管理人のおじさんに挨拶して周囲を散策しているうちに真っ暗になったのでマイスリー飲んで寝る。雲があって星は見えなかったけど月はとても明るかった。こんな高いところで月を見ることは初めて。
翌朝は5時に目が覚めた。引き続き周囲を散策。うわさの便所国道発見。でもこれ雁坂小屋の施設として存在してるだけで、みんなが大騒ぎするほどの物でもないね。狭い土地なんで工夫した結果だと思う。朝食をとってきちんと挨拶して出発。おじさんの話によるとコンピューター系の仕事をしている人は最近よく来るらしい。みんなディスプレイから逃れたいんだね。
30分ほど登って雁坂峠に到着。右には雁坂嶺、左には水晶山から雲取山まで続く山々が。そして正面には深い渓谷、南アルプス、そして遠くに富士山が。山梨側の展望は素晴らしかった。山火事のせいで気がないという理由もあるんだけれどね。本当に、ここまでたどり着いた人間しか見ることに出来ない感動的な風景だった。地図や写真でしか見たことの無い山々がそこにはある。30分くらいボーっとしていた。この間誰もやってこないで峠独り占め。素晴らしい。
ここ先は特に記すことは無い。強いて言えば峠沢に出たあたりでどこを歩いてよいのかわからず少し迷ったことくらいだ。やがて林道に出て車の音が聞こえてくるあたりでしばし足を止め振り返る。ああ、雁坂トンネルをみんな越えてくるんだ。おいらが10時間かかった道のりを1〜2時間でみんなやってくる。しかし、自分は秩父往還を歩いてきた。これは間違いない。そしてその事実はおいらを多少誇らしくさせた。
バス停で2時間待ったことはまあ仕方が無いが、朝鮮人の集団がやってきて山行の余韻台無し。携帯電話の電池があったら速攻入管に電話した。しかもこいつらバスの中でも騒ぎまくるし、挙句の果てにキムチを回し食いはじめて臭いったらありゃしねえ。こんなやつら入国させるなよ。おいらの座ってるいすを後ろから足で押してくるし。死ねよ。
つーわけで、無事かえってまいりました。自分の実力は超えていたと思うけれども、乗り切ったことは大きな自信につながった。以下、今後必要だと思ったものリスト。
- 長時間もつ虫除け。虫うざい。
- 寝袋。あれば避難小屋なんかに泊まって金を節約できると思う。
- テント。同上。ビバーク用にもなる。
- 予備のアルコール。アルコールバーナーの燃料のこと。
- ヘッドランプ。暗いと怖い。けどこういうのがあると焦らなくてすむ。
- 熊よけの鈴。ガサガサ音がすると怖いんですよ。
- しっかりした登山靴。足首を固定し、底が固く、つま先をバードしてくれるもの。靴紐が解けにくければベスト
2008年06月09日
山でオレを見るな
うわあ、もう道があるんだかないんだかよくわからないところにいってドキドキしながら歩くのは嫌じゃあ。とか泣き言を言いたくなってしまうのですが、オレの道はオレが切り開く。いけ! っとばかりに今回も突撃してまいりました。つーかね、普通のハイキングコースじゃ満足しない体になってるよ。いつか死ぬね。
今回の峠は仙元峠でございます。その昔北の川俣集落から仙元峠から一杯水を通って南の日原集落まで細々と物資のやり取りをしていた道です。今ではそれぞれ秩父や青梅に道がつながったのでこの間を普通の人が通ることはめったにないということです。またとんでもないところですが、半月峠をクリアしたおいらに怖いものはありません。
つーわけで6時半に南越谷をでて秩父に向かいます。途中新秋津の駅から西武線に乗り換えますが、ここの乗り換えの不便さは以上。JRや西武が駅を移転させようとしても地元商店街の反対が根強く移転できないそうです。ここの乗換えが不便で得をするのは世界中でこの地元商店街だけなので、核兵器で野原にして駅を移転させると良いと思います。んで所沢から快速急行で西武秩父まで。特急に乗れば楽なんだろうけど金がないんで我慢する。西武秩父からバスで行く予定だったんですが3月の鳥首峠の時にはあった秩父鉄道バスが廃止され秩父市営バスになりしかもふざけてるとしか思えないダイヤになっていてやむなくタクシーで行くことにしましたトホホ。浦山大日堂に11:00って山家死亡だよ。あと2時間早い便を出してください。
タクシーの中で「浦山大日堂まで。大至急!」と無駄に急がせて熟睡していたおかげで、放り出されてしばらく頭がボーっとしてました。んで橋を渡って浦山大日堂で水を満タンにして出発です。今回はビニールの水筒も持っていったので2リットル詰めていきます。
で、ですよ。のっけからおいらがかつて経験したことのないものすごい上り坂に遭遇。すっかり目も醒めて「帰りてえ」とか泣きが入りました。こんな等高線の幅の狭い上り坂は初めて。最初の送電線の鉄塔にたどり着くまでに一時間かかりました。道はハッキリしているんだけれども非常に細く、慎重に地形図とコンパスで地形を先読みしながら歩きます。思ったとおりの場所で843.5の三角点を見つけて大満足。自分の読図能力は確実に向上しているので、自信を持って進むことが出来た。あと全体としてうっそうとした林の中でほとんど展望は望めなかったんだけれども、この先の送電線と登山道が交差する地点で視界が開き、素晴らしい展望を目にすることが出来ました。
んでそこを過ぎると仙元峠まできつい上り坂が続きます。ピークは巻いているんだけれども500メートルは高度を上げているので結構きつかった。大楢(1167)と仙元峠手前の登りは特に。
そうこうしてるうちに仙元峠に到着。祠がありますので早速道中の無事を報告。先月修験者の人が修行で着たみたいでお札が張ってありました。世界平和がどうたらとか書いてあった。さておいらは峠についたら何を差し置いてもまず飯です。つーわけで今回も炊爨したのですが、飯が炊けるまでの間に山の神様に最近おぼえた大きな愛でもてなしてをノリノリで披露していたら、蕎麦粒山のほうから4人ばかしやってきて「見られた。絶対見られた」 まあ、レトルトの牛丼とワンタンをおいしくいただきました。怪しい人だと思われてもそこはドンマイだ。
食事と喫煙で1時間ほど休憩して一杯水方面へ進路を取ります。ここも林の中で視界はそんなに良くなく、しかもガスも出て来たのですが幻想的で非常に楽しかったです。上り下りもそれほどなく、人も少なく、高所の刺すような空気の中で一人だけで。あ、そうそうここで熊みたわ。おいらも「うわ、熊だ! 怖え!」って思ったんですが熊のほうも「うわ、人だ! 怖え!」って思うようで熊のほうが先に一目散に逃げていきました。でも、熊よけの鈴とか用意してもいいかもしんないです。つけてる人見たなそーいや。
一時間ほど歩いて一杯水に到着。チョロチョロと水が流れていたので水補給。涸れてることもあるらしいですが幸運でした。でも、一リットル貯めるまでに時間がかかったな。時間があれば是非三ツドッケにも登りたかったんですが、ここで一杯水避難小屋到着時点で3時になっていたので断念。こんなのばっかりですが無理しないことが禁物。登るのならそれ目的で最初から日原から登るか、避難小屋に泊まることを念頭に入れて行動しないとダメですね。
一杯水避難小屋から日原まではメジャーコースなので結構人がいました。おいらは普通に歩くのが早いと思うのですが、初めて人に歩くスピードで抜かれてビックリ。あの人すごい早かったな。下山直前に子供の字で「おつかれさま」と書いている看板があって和みました。東日原のバス停は超満員。ここあちこちからの登山基地になってるからね。バスに積み残しが出てました。おいらはビール飲んですっかりほろ酔い気分です。
今回の反省点は特にない。特にないのはなぜかというと事前に地形図をじっくり読み込み、登山道の姿をイメージトレーニングして挑めたからで、地形図を読む時間は大事だということですね。あと燃料携行缶が欲しくなったのと、ザックもそろそろ大型のものが欲しいですね。今持ってるのはサブザックにして。タオルは一枚じゃたんない。2枚必要。肌着の着替えも必要だな。タイトルはやっぱり人苦手。人と遭遇するとドキドキするわ。だからなるべくならば一人きりになりたいと思うのだ。
さて、次はどこへ行こうかの。
2008年05月08日
2008年05月04日
雲の中でダンス
と、いうわけでmiracleさんの週末冒険紀行の時間がやってまいりました。今回の峠は半月峠です。30年位前までは足尾から日光に抜ける遠足コースだったらしいんですが、車道を隣の細尾峠に取られてからは通るものもなくなり近年は物好き以外足を運ばないといういい感じの路らしいので行って来ました。
朝6時20分の準急太田行きに乗って太田で赤城行きに乗り換え。相生でわたらせ渓谷鉄道に乗り換えて終点間藤まで3時間。関東にもこれだけ時間のかかるところがあるんですね。3時間もあったら名古屋や仙台や新潟までいけるのに。んで、間藤の駅から歩いたわけなんですが流石銅鉱山の町足尾です。いたるところに禿山があって痛々しかったです。でも植林も進んでいるもみたいなので、半世紀もすれば緑の山に戻ったりするんじゃないのかなと。間藤の町ではお祭りをやっていて、子供達が乗った山車が出ていました。
深沢に入る目印にしていた郵便局が手前に改築されていてちょっと戸惑ったけどすぐに深沢の鉱山社宅群が現れます。つーか全部廃墟なんですがね。しばらく歩いて砂防ダムの手前で渡渉するといよいよ山道です。まあ、こんな道子供に歩かせてたのかよというような荒廃した道です。しかし、足元は踏み固められていて歩きやすかったのです。評価が難しいですね。沢沿いの道を気持ちよく歩くことが出来ました。笹は結構あったし、橋という橋は全部崩壊していましたが。あと、道しるべ代わりに「火の用心」と書いてある札がたくさんあってわかりやすかったです
しかし、気持ちよく歩いていて、尾根への取り付き点を見逃してしまい、沢を奥まで迷い込みます。10分くらい進んで道が踏み固められていないこと。方角が間違っていることから迷ったと判断して引き返しました。すると渓流釣りをしていたおじさんに遭遇。「君はどこから出てきたんだ?」なんか足尾でおいらのことを見かけたそうで、そのおいらら奥から出てきたからビックリしたそうです。尾根への取り付き点はもっと手前と聞いて例をいって別れました。「熊に気をつけて〜」とかいわれたかも。んで、見逃さないように左岸から右岸に移動して沢を下っていると緑テープ発見。それに従って上ると九十九折の上り坂の道に出て大正解。ロープと赤テープに従い無事尾根上の林道に出ることが出来ました。
ここで12時になったので飯にしようと準備をしていたらガスが出て雨が降り出してもうね。結局お湯は沸かさずご飯と缶詰だけ急いで食べました。ご飯が炊けるまでレインコートに包まり食べるときにはレインコートをかぶって食べました。今回持ってきたレインコードですがコンビニで800円で買ったものです。山を舐めるなという声が聞こえてきそうですが、金ないんだから仕方ないだろ。あと、林道なんですが地図よりももっと先まで伸びています。雨降ってたんできちんと確認してないんですが、多分1511ピークのあたりまではあると思う。林道終点から登山道再開してるから、安心して歩いて大丈夫です。残念だったのがガスが出てほとんど展望が望めなかったこと。晴れてたら絶景だったと思うんですが、こればっかりは仕方がないです。でも霧の中にかすかに山が浮き出るの光景も良かったかな。気持ちが良いので歌も自然に出てきます。「アジアの恥、女性の敵、世界の嫌われ者〜♪」
林道終点からは再び細い登山道が続きます。結構道の形がはっきりわかるのと、赤と黄色の四角の目印が目に付くので、それに従えば迷うことがないでしょう。とはいえ、このあたりで地図がぬれてしまうので確認しながら歩くことが出来なかったのは残念。地図が雨にぬれない工夫が必要だと思いました。
2時間くらい歩いて中禅寺湖スカイラインの終点の直下までやってきます。ここで上に行く道が新しく出来ていて、スカイラインへ抜けることも出来ます。そこから半月山に行くことも出来ますが、まっすぐ進むことにします。しかしね、理由がなければ新しく道なんて出来ないんですよ。しばらく進むと道が出来た理由と思われる崖崩れ発見。ご丁寧に向かいに目印の四角がついてるの。涙目。無理無理無理カールルイスでも飛び越えられねえよ。けど引き返すのも癪なので崖崩れの上を巻いて進んで何とか切り抜けましたが、良い子は真似しちゃダメです。その前に良い子はこんなところに来ないかもしれないけど。
あとはやっぱり岩とか出て危ないので慎重に等高線沿いに歩いていかないとダメです。勾配云々よりもとにかく道が狭いので左側に転落すると多分死ねます。
そんなこんなで半月峠の看板が見えたときには「ついたー!」と叫んでしまいました。看板の直前に大きな崩落があるのも同時に見えてへこみましたが、ここまで来て引き返す人間は多分いないでしょう。そろそろと通り抜けて到着! ついでに半月山も拝んでいこうと思ったのですが、雨が強くなってきたので断念。狸窪へ下りの道を取ります。日光ってまだ雪あるのね、びっくり。あと、なんつーか日光側に降りた瞬間に携帯電話の電波が入るようになったのは笑ったよ。下りはゆるい坂なのでそんなに難しくはないです。ただ、雪とかあるので油断はしないようにしないと多分怪我する。
だんだん中禅寺湖が近づいてきて、こちらの気持ちも高鳴ってくるのですが、こんなときこそ落ち着いて。あと、降りるにしたがって道が不明瞭というかいい加減になってくるので、迷わないように注意。でも迷うもへったくれもなく下に行けば湖につくんですけどね。そんなわけで、中禅寺湖に到着。釣り客がたくさんいました。皆腰まで湖に入るのね。ここからはバス停まで車道歩きなので特に書くことはないですが、疲れた足にアスファルトって辛いなあ。あと、この辺は外国大使館の別荘が結構あるエリアなので白人さんを多く見かけました。馬鹿国の人もいたけど。あとそうだ東武バスは馬鹿言葉で案内するの止めろ。日光気分が台無しだ。朝鮮人は今市で皆殺しにしろよ。あと東照宮からバスに乗ってきた連中にも言いたいことがある。お前ら駅まで20分もかからないんだから歩け。この根性なしどもめ。とか毒を貯めながら東武日光の駅についてミッション完了。
今回の反省点として上げられるのは、地形図とコンパスは首からぶら下げていつでも見れるようにする。水は自炊するなら2リットルは必要。とか思ったので今度はきちんと準備できるようにここに記録しておこう。あと、ツェルトとかあったらもっと天候が悪化したときに慌てないで済むかも。本格的なレインスーツなんかも必要だし、足首から濡れてしまったのでそのあたりを保護するのも必要かも。大げさかもしれないが、自分のやっていることは冒険だし、あらゆる可能性は考えておくべきだと思う。うむ、いい経験になった。写真は後で上げます。
2008年04月14日
実験台はオレだ
峠行きを始めてからですね、「一緒に行けたらいいですね」とメールをいただくことがたまにあるのですが、一つ言っておくとおいらと一緒に山に行くと多分その内遭難します。今回はやばかった。
土曜日に行ったところは嶽ノ越というところです。東武線でいけるところでなんか面白いところないかなとおもって地形図を見たところ見つけました。これ西側の道が途切れてるんですが私が紙で持っている地形図には道がつながっているんですよ。面白そうですね。どうなっているんですかね。ネットで調べても尾出山の記録って鹿沼市側だけで葛生側からはないし。つーわけで国土地理院の仕事を確かめに行って来ました。実験台はオレ様だ。
今回の新規装備はヤフオクで3千円で買った登山靴とお米を美味しく炊く為に導入したトランギア・メスティンです。んで、5時に起きて出発。5:50発の太田行きにのり館林で佐野線に乗り換え。終点葛生駅から佐野市営バスに乗って秋山学寮前へ。どうでもいいけど佐野市営バスって白ナンバーなのね。いいのかしら。
40分ほど歩いて登山口に到着。中を見るんですが沢沿いの気持ちよさそうな道です。しかし道っぽく見えたのは最初の50メートルくらいで道の上に積もった枯葉の上にいきなり足が沈みます。つーか道の上を水が流れているしさー、なんか自然式カスケードみたいな感じです。
んでも路盤とかはしっかりしていて歩きやすくはあります。水を避けさえすればね。ああ、あと道の真ん中から木がにょきにょき生えてきていたよ。何年かすると自然に帰りそうな感じでした。つーかここ数ヶ月人が入った形跡が全くありません。
んで、問題の道が途切れてるところに沢の両側をヨロヨロいったりきたりしながらたどり着いたわけですが、全く道がなくなっていました。全面崖崩れで。つーわけで撤収。
しないのがおいらなんだな。木にしがみつき岩に喰らいつきながら何とかよじ登っていきます。耳学問でも三点確保とか学んでおいてよかったよ。知識は間違いなく人を助ける。んで、今回もあとで写真を上げますがこのあたりから写真が減っていくのは余裕がなかったからです。つーかおっこったら死ぬよホント。しかも登っているうちに水が切れてオレパニック。精神安定剤の影響でやたら喉が渇く人なので非常に困った。しかし、既に沢は崖のはるか下なのだ。一度降りたら戻ってくる気力はなかったので登り続けた。うは、典型的な遭難者の発想。
小一時間ほど崖と格闘してようやく稜線にたどり着きましたが、この稜線がまた細いの何の。んでそこから山頂までまた断崖なんだよね。これもがんばってよじ登って12:00ごろ山頂到着。やったー。あれ、尾出山山頂には祠があるって聞いたけれども祠無いよ。
結論から言うと道がなくなった時点から道に迷っていたものと考えられます。だから到達した山頂も全然違う山で北東の方角により高い山が見えたので、あれが尾出山なんじゃないかなと思うんだけど、じゃあおいらの到達した頂上はなんだったのかという疑問が解明されない謎として残っている。今も悩んでる。
んで、水もない現在地もわからないで反対側に降りるのはさすがにまずいので、来た道(?)を戻ることにしました。まあ、ほとんど滑り降りるという感じです。怖くてとてもじゃないけど立てません。大自然滑り台状態。キャッホー!
無事沢にたどり着いて昼ごはんにします。前回の課題だった炊爨もメスティンのお陰で問題なくクリアできました。蛭がいてなんとなく怖かったけど、そこはドンマイだ。つーか外で炊く飯はうまいよ。自然の中でこうして過ごすと本当に日々のストレスから解き放たれると感じる。
また一時間ほどうだうだして下山しました。バス停に着いたらいったばっかりで次のバスは2時間後でオレ涙目ww
今回の失敗の原因ですが、
- 自分の実力を超えていた。
- 水を切らした。
道がないところには行く実力はないと認識する。
沢を離れるときには必ず水は満タンにしておく。
と、いうことではないかなと思う。今後は気をつけて慎重に行きたい。尾出山自体にも到達していないので、今度は道がしっかりしている鹿沼側から挑んでみようと思っている。
しかし思うのだ。「こんなことはもうこりごりだ」と思う中でちょっとだけ「次はもっと凄いところに行ってやる」と考えている自分がいる。きっとこれがクライマーズ・ハイというやつで、この繰り返しが人を死へ誘うのだろう。おいらはどうすればいいかの。
- 安全第一に考えて楽しい峠紀行を楽しんでください。
- miracleさんはこれからもとんでもないところに登り続けてオレらを楽しませてください。
どっちがいいんでしょうね? 皆様のご意見お待ちしております。
2008年04月02日
2008年03月23日
タイムマシンにお願い
昨日、チベット関連のイベントに行かなかった理由はどうしても山に行かないといろいろ限界だったからで、次は腕試しに鳥首峠と決めていた。廃村を結ぶハイキングコースとして知られ、自分もこのサイトで知ってからどうしても行きたくなった峠である。足回りの装備とか貧弱だったがとりあえず行ってみた。装備は以下のとおり。
- 水筒1l
- EPIの食器セット
- トランギアのアルコールバーナー
- トランギア用トライアングル五徳
- 25,000分の1地形図「原市場」「武蔵日原」
- シルバコンパスNo.8
- 米一合
- チキンラーメン
- 鰯の味噌煮
- サバイバルシート
- タオル
- 換えの下着
- ヤフオクで1,000円で買ったデイバッグ
さて、朝七時に家を出て、新秋津と所沢で乗り換え飯能に着いたのは八時半。駅前に聖望学園の甲子園出場を祝う横断幕がかかってた。今日は良かったですね。んで、そこからバスにのり旧名栗村の名郷に到着。蕨山、武川岳への出発点ともなっているので降りるのは登山客ばかり。5人だけだったけれどもさ。
地図中の西山荘名郷キャンプ場から老人福祉センター渓流荘までが今回のコース。んでしばらく渓谷沿いに車道を歩いていき30分ほどで石灰石の採掘所が見えてくる。事前に情報を得ていたのでここが入り口とは判っていたが、事務所の脇を抜けて入ってくコースはかなり引く。
事務所の横で老夫婦とすれ違う。ちょっと話をしてみたら自分の行くコースの逆を抜けてきたとの事。「鳥首峠の冠岩側はルートが不明瞭な場所もあるから気をつけてください」との事。はい。これは伏線です。
んで採掘場の中を邪魔にならないように抜けていくのだがこの時点でかなり急勾配なのでバテてくる。採掘場の中はトロッコとかモノレールとかあってかなり面白かった。これだけ見に来てもいいかな。時々発破の音が山に響いてきたけど、まあそういうものだ。
採掘場を抜けると白岩の集落跡がある。ほんの15年前あたりまで人がすんでいたらしい。結構立派なお屋敷というべき家も会ってびっくり。でも、こんな奥じゃ車もいけないし不便だよなあとか思ったり中には立ち入らないでおきました。
集落跡を抜けると路は本当に狭くなり、黄色い点字ブロック1つ分ほどの幅にまでなってしまう。どう見ても前回の顔振峠より隘路です。本当にありがとうございました。しばらく等高線に沿って進むので足も軽快に運ぶのだが、そのうちに沢の渡渉ポイントにやってくる。水を汲んで(下界の水道水とはここでおさらばだ)、足元をよく確認してしっかりと渉る。地形図を見るとこのような渡渉ポイントが上りであと2回あるので注意して進むことにする。沢の水は本当にうまかった。
3回目の渡渉ポイントを超えたらいよいよ本日のクライマックスというべき九十九折の上り坂が待ち構えている。しかし、顔振峠で経験値を積んでいたのでどのくらいの坂だというのを地形図から判断できていたので、心の準備だけはばっちり出来た。つーかさ、一回曲がるたびに一息つくオレってどんだけ体力無いんだよw
まあ、峠は逃げないし歩きさえすればいつかは必ずつくんだけれども、何度も「もう帰りてえ」って思ったよ。それでも、だんだん空が近づいてくるのが判ったし、距離が掴めてるというのは嬉しかった。
そんなこんなで到着。そしてオレ様は腹が減ったので、峠でレッツ炊爨。チキンラーメンをぼりぼり齧りながら、アルコールバーナーに点火し飯を炊く。家でお湯を沸かして使い方の練習はしていたけど、屋外だと本当に炎が見えませんね。少し芯が残ったけど、初めての炊爨にしては上出来だったと思う。いや、店で出されたらつっかえすけどさ、峠で食べる飯はうまい。振り返れば後にしてきた名栗の町並みが見え、遠くには奥多摩、奥秩父の山並みが望めるなかでの飯はうまかった。
小一時間ほどうだうだした後今度は下りでございます。冠岩方面へはいきなりの急な下り坂。同じ角度の坂でも登りは疲れるだけだけど、下りの方が危険だと思う。しかも路は狭いし、広葉樹の落葉でなんか足元がふわふわする。路は確かに不明瞭だったんだけれども、くどいくらいに赤テープが巻いてあって安心といえば安心。でも立ち止まって現在地確認と少し先に見える地形を予想しておいたりしたんだけれども。
あ、そうそう。今回は道に迷うことがなかったんですが、山と渓谷社が出しているヤマケイ・テクニカルブックの8巻「山岳地形と読図」を読み込んでいたおかげだと思う。地形図やコンパスを使って何が出来るかということを学ばせていただきました。途中に見える山とかがどの山なのかわかったりして楽しみが増えた。体力は自信がないけど、こういうことは得意になりたい。
んでやばそうなポイントも抜けて「あとは冠岩の集落跡見るだけだよなあ」とか思っていたらいきなり路が崩れ落ちている現場に遭遇。しかも10メートルくらい。無理無理こんなの無理だってって思ったけど、ここまで来て白岩まで戻る体力もありません。えいって気合を入れて踏み込んだらものの見事に滑落しまして、ええ。怪我してたら救助隊の出番だったかもしれないですし、ちょっとやばかった。5メートルくらい滑ったかな。んで、なんとか攀じ登って事なきを得たのですが単独登山って恐ろしいですね。気をつけようと思います。自分が初心者であるという自覚は必要。
肝を冷やす思いをして冠岩の集落跡に到着。家は一軒しかないけれどもまだしっかり立っていてなんつーか幻想的な風景。ここも最近まで人がいたはず。しばし見物して沢沿いに下るとすぐに橋が見えてきて文明世界に下りてきたことを教えてくれます。橋を渡るとアスファルトの車道です。ここからは歩くだけのはずなんですが、何この荒廃ぶりwwwww 少なくとも数年管理してないよ。落石と崖崩れは放置だし、道を沢が流れて抉れてる。地形図だと幅員3メートルから5.5メートルの道のはずなのにどう見ても車一台がやっとだよww
それも有間林道との合流点までで、そこからはトボトボと浦山大日堂のバス停まで歩きます。でもしばらく歩くと渓流釣りに来ていた方が影森駅まで乗っけていって下さることになりました。話を聞くとやっぱり冠岩側には降りてくる人は少ないそうです。白岩〜鳥首峠まではいろいろなハイキング本にコースとして出ていますが、鳥首峠からは大持山〜武甲山に向かったり蕨山のほうへ行ったりと冠岩側について書いてある本はなかったからね。つーわけで影森の駅で今回の冒険終了。影森の駅で電車が着てるのにのんびりあーでもねえこーでもねえ言いながら切符を買っていたオレンジ色の何らかの布をつけたおっさんおばさんの集団がうざかった。全員北朝鮮に人道支援にでも行ってしまえ。
んで、次なんですがまだ決めていません。秩父方面で行ってみたい峠もあるんですが、せっかく東武線があるので日光、赤城方面も調査してみようと考えています。次あたりはシェラフとかツェルトの準備をしたほうが良いかもしれない。いや、まずは登山靴だな。もうスニーカーじゃ限界。
2008年03月03日
レベル1勇者の冒険
この間の土曜日に顔振峠までちょっくら冒険の旅に出てみました。初登山の割には涙あり笑いありでいろいろ面白かったです。もうね、なんつーか道間違えたり、上り坂がきつくて大変だったけどサミットに着いたときの嬉しさは格別。また行きたくなった。
簡単に行程を記すと、吾野駅に9:45分について、吾野中学校と西川小学校の間を抜けて突き当たりを右に。しばらく歩くと道標が見えるので左に曲がって細い県道に入る。アスファルトの道だけどひたすら上り坂。30分ほどで分岐がありアスファルトは左へ。登山道は右へ。ここからが今週の山場でした。
もうですね。道が細いんですよ。岩とかゴロゴロしてるし。しかも左側の谷が結構急斜面。落ちたら死ぬよこれ。ハイキングってレベルじゃねえ。しかも地図だとまっすぐ登ってるのにジグザグに登ってるし。しかも途中沢の出合で進む方向間違えるし。沢にはまって転んでズボン泥だらけにしてオレ涙目wwww
ようやく風影の集落に到着。御伽噺のような景色がすばらしい。遠くに奥多摩の山々が見えてちょっと感動した。峠の茶屋で昼飯を食べてゆっくりした後見晴台へ登る。木が茂っていてあまり見晴らしは良くなかったけど、これから降りる黒山方向の里が小さく見える。んで気持ちが良くなったので一曲歌う。振り付きで
♪VIPだぜ〜 はた〜らいたらまけ だ〜とお・も・う〜
見晴台を降りる途中熟年夫婦と行き違う。これ聞かれていたら恥ずかしくて生きていけない。
帰りは黒山へ降りていきました。こっちの道のほうが広くてしっかりしていた。ただ、鬱蒼とした林の中を行くので展望は面白くないかな。1時間ほど歩いて黒山に到着。ちょっと寄り道して黒山三滝も見ました。
こんな感じで初めての冒険を終えたわけですが、やってみないとわからない反省点も出てきました。
- コンパスは必須
- 腹が減る。
- おいら体力無い。
- 水はそんなにいらない。
- ステッキは必要かも。
- 地形図は常に手に確認する。
- 両手を開けておくべき。
- 携帯電話は頼りになる。
コンパスがないと沢の方角、尾根の方角から現在地を測ることが出来なくて、踏跡を辿るだけになってしまう。そしてそれは結構不安。
今回は峠に茶屋があることを理解して登ったけれども2時間も登れば腹がかなり減るので、今後は野外の炊爨も考えなければいけないだろう。
休憩無しで動けるのはせいぜい2時間。疲れたら即休憩をしながら、だらだら登るべき。ただ、歩くスピード自体はそんなに遅くない。
登り2時間の行程で500mlしか必要としなかった。多く見積もっても1Lの水筒で十分。
上り下りとも急坂だったので何かにつかまらないと結構辛い。軽くて丈夫なものを手に入れてもいいかな。
常に地形図をみて、この先の山容を予測して歩くと迷ったりする危険も減るはず。
しかし、地図を見ながら歩くと足をとられそうになるので、必要なときだけにするべきだろう。
常に電波は入っていた。万が一に備えると必需品。
こんなところかな。写真はあとでどこかに上げますが、携帯から撮ったので画質は悪いです。
2008年01月11日
そうだ。峠にいこう
突然だが、峠には山賊がいて勇者が退治してくれるのを待っているらしいので、ちょっとがんばって倒しに行こうかと考えている。
いや、今年は何か体を動かすことを始めてみようと考えて、昔、山が好きだったことを思い出しちょっとハイキングとか行ってみようかなとか考えたんだ。
でも、ただハイキングに行くのもつまらないので何か人と違うことをやってみようとか思う。
地図を見て思い立ったのは昔の人が普通に通っていた峠道を越えてみたいという思いだ。今ほど交通が便利ではなかったころ、道無き道を歩いて超えていた先人をおもい、山道を目的地まで踏破するというのをやってみたい。
とりあえず、手近なところから攻めてみて体力をつけようと思うのだが、目標として以下の峠を踏破することを目標としたい。これらの峠を制覇して、世界に平和をもたらしたい。
- 雁坂峠
- 十文字峠
- 大菩薩峠
- 碓氷峠
- 金精峠
- 野麦峠
- 八十里越
- 清水峠
少しずつでも、やっていけたらなとか思っている。

