あの94年の惨事はくっきり覚えているのだが。
コロンビア1部のアトレティコ・ジュニオール所属のMFハビエル・フローレス(27)がファンを射殺する事件が5日、起こった。
地元警察の発表によると、事件は北部のバランキジャ市内で起こった。フローレスが休暇を利用して実家に帰省していたところ、家の前でサポーターに取り囲まれた。6月末の前期リーグ戦決勝で敗れたことで「弱虫、ヘタクソ」と罵声(ばせい)を浴びたため「お前らぶち殺すぞ」と叫び、家からピストルを持ち出し発砲。2発が27歳の電気技師の腹部に当たり、病院に運ばれたが死亡した。フローレスは現場から立ち去ったが、すぐに自首したという。同選手は代表経験はない。
コロンビアでは94年米国W杯の米国戦でオウンゴールしたDFエスコバルが帰国後、麻薬密売組織に賭博(とばく)で大損した腹いせに射殺されたことがある。
実家を取り囲むサポーターも大概なんだけれども、発砲しちゃうフローレスは更に酷い。何から手をつけたらいいのかさっぱりわからない。とりあえず、人が簡単に死んでしまう世の中は嫌だ。これでは榎本俊二の漫画のようではないか。
ラベル:コロンビア
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