2009年05月08日

プギャーとしかいいようが無い

世界の子育て:カナダ〜日本に住みたい、カナダに住みたい 中込恵子さん

不法滞在で17年間日本に住んでいたフィリピン人、カルデロンさん一家が、在留許可を認められず、両親は今年の4月に帰国。中学校に通う13歳の長女のり子さんのみ在留が認められたニュースは、まだ皆さんの記憶に新しいと思う。

私も外国に住んでいるし、うちにも13歳の子どもがいるので、親と離れて住む、のり子さんのことを思うと、何とも言えない気持ちになる。両親は日本の出入国管理法に違反したのだから同情はできないという意見もあるだろうが、「帰れ」と彼女の通う中学校の前でデモまで行う必要があったのだろうか。日本で生まれたことまで否定されてしまうのか……。埼玉県弁護士会が会長声明を出し、「親子を引き離している」と指摘し、「家族にも在留特別許可を出してほしい」と訴えたことは救われた思いだ。

それぞれの国の事情があり、カナダは広いし人口が少ないから、と言ってしまえばそれまでだが、今回のことはカナダだったらきっと別の形で終結したに違いない。バンクーバーで30年間弁護士事務所を開いているネーザン・ガナパシさんにうかがうと、まず、のり子さんがカナダで生まれていたらカナダ人だし、両親に対しても、こちらの移民法にある”humanitarian and compassionate grounds”人道主義と思いやりのために、カナダに住むことが可能だったという。

私はカナダに来て、日本に生まれたことが大変恵まれたことなのだと痛感している。世界のどこかに住みたいと思えば何らかの形でかなうからだ。私自身も日本での学歴、職歴を提出したら半年間でカナダの永住権が取れた。が、ここにはそれこそ、偽造パスポートで入国して来た人もたくさんいるし、戦争から命からがら逃れて来た人たちもいる。政治的、経済的な理由の難民もいる。カルデロンさんのフィリピンでの生活がどのようだったかはわからないが、国民の80%もしくはそれ以上が貧困の中で生活しているのだから、豊かな国へ……と夢を描くのは当然のことだ。

昨日のCTVでアーリン・アミというフィリピン系2世のカナダ人女性プロデューサーが撮った”Say I do” というドキュメンタリーを見た。初めて明らかになった「メールオーダーブライド」の実態だ。年間3000人のカナダ人男性がフィリピンの女性と結婚しているという。その多くはウェブサイトで、希望の女性の写真をクリックしてメールオーダーで150米ドルを支払う結婚紹介を通して知り合う。ところで、フィリピンの女性はカナダでnanny(お手伝いさん)の仕事をしている人が多い。このビザはいずれ永住権を取得できるが、学歴の条件があるので該当しない人にはチャンスがない。そのため、女性たちはこのようなウェブに登録し、見たこともない男性からのリクエスト=プロポーズにより、カナダに来る。女性は貧困から脱出するために、自分の家族のためにやってくるのである。もちろん成功する結婚もあればそうでない場合もあり、リスクも伴う。が、もし非常に貧しい生活をしていたら、私たちもそのことを考えないとはだれが言えよう。

今の子どもたちは豊かさの中で生きていて、物がありさえすれば幸せというわけではないが、何もないところから比べてみれば、それはやはり幸せだ。そして、このことは私たち大人にも言えるのではないだろうか。

ところがぎっちょん。

【カナダ】不法滞在で韓人母娘の追放決定[04/25]

カナダ連邦公安長官は難民の地位を失って追放命令を受けて待機中のトロントの韓人キム・スギュンさんとカナダ市民権者である娘のユジン(8)さんの追放が不可避だと明らかにした。

この事件に注目して大きく報道している日刊トロント・スターはキムさん家族がトロントで生活できるように後援してきた地域社会の熱いキャンペーンにも関わらず、彼女らは25日夜に大韓航空便でピアソン国際空港を発たなければならないと24日伝えた。

ピーター・ヴァンローン連邦公安長官は代弁人を通じて「法を執行することがカナダ国境サービス局(CBSA)の義務」として「誰かが不法にカナダに滞留しているという事実が法院や移民・難民委員会で確定されれば、CBSAはその決定を執行して彼らがカナダを去るようにしなければならない」と話した。

ジェイスン・ケニー連邦移民長官室は「私たちに追放命令を止められる権限が無い」と話した。移民・難民保護法によって公安長官が人道的な見地で子供に最善の決定が下されるように介入できる裁量権があるだけだ。

彼女たちを後援する韓人たちはCBSAがユジンさんの学期が終わるまで追放を延期できると、25日出国決定が下されたがその時まで関連長官室に電話をかけてイーメールを送るキャンペーンを休んではいない。

一方キムさんは2000年訪問ビザで入国して翌年娘を生んで2004年に難民申請をしたが去る2月最終棄却決定が下されて不法滞留者収監施設に収容された。ドーバーコート公立学校2年生として在学中のユジンさんは23日最後の登校をした後、これまで留まった後援家庭を発って母親がいる収監施設に入って出国を待っている。

だがちょっと待って欲しい。韓国人だから追放されたのではないだろうか? 韓国人と違ってフィリピン人なら違った結果になったのではないだろうか? とか中込恵子さんが言い出したら本物。

ラベル:毎日新聞
posted by ミラクルさん at 18:45| Comment(6) | TrackBack(0) | 蕨キチガイ劇場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これはぜひぜひカナダde日本語を教えている、あの方にトラックバックしてあげてください。
Posted by 静流 at 2009年05月08日 21:45
確かにただの『不法滞在』だけだったら、ヨーロッパで国籍を与える国はありましたが、
今回は不法滞在だけでなく『不法入国』という別の犯罪も犯してるんですよね。
特別に大量の不法滞在者に国籍を与えたスペインでさえ、
不法滞在以外、スペインや母国で法律違反を犯した人に国籍は与えなかったみたいですし。
更に、真実か分かりませんが、母親は日本で窃盗をしたという話も聞きますし。

つーか、こういう不法滞在者を擁護っつーか支援っぽい新聞やブログの記事って、
「カナダでなら不法滞在しても、国籍取れるぞ!」
ってな感じで、不法滞在者増やしちゃうんじゃないんだろうか・・・
で、カナダで逮捕されて、
「日本の新聞に書いてあったから。」
とか理由言ったら、新聞社とか支援者とか、どう責任取るんだろう?
Posted by KM at 2009年05月09日 10:57
>静流さん

当該の記事を探す気力がなかった。まああるんだろうけど。

>KMさん

母親の犯罪歴については未確認なんで迂闊なことはいえないな。

オーバーステイじゃないんだよね。旅券偽造による不法入国でさ。そんな必死にかばうことなんてないのになんで必死なんだか。

カナダで不法滞在増えたらどうなっちゃうんだろうね。マジで。仕事増やしてどうすんだか。
Posted by 管理人 at 2009年05月11日 20:14
この件で毎日新聞がまた記事書いたようです。
あくまで誤りを認めず「誤解」と言い張ってて笑えるw
Posted by うな at 2009年05月25日 11:18
ホントだ。
世界の子育て:カナダ〜移民法の「人道主義と思いやり」 中込恵子さん
 http://mainichi.jp/life/today/news/20090522org00m100014000c.html

>だが、不法滞在が発覚する前に自分から出頭した場合、
>人種・国籍などに関係なく、この「人道主義と思いやり」により、
>カナダに残れるという可能性があるそうだ。
>ただ、ほかの犯罪歴があれば該当しない。
って書いてらっしゃいますが、
結局、両親はカナダに住めるのかどうか、ちゃんと書けばいいのに。
不法入国という犯罪歴があり、自ら出頭しなかった夫婦も、カナダに住めるかどうかを。
Posted by KM at 2009年05月25日 14:10
>うなさん
>KMさん

この件についてエントリ上げました。ubuntuのアップデート中やることが無いよう。
Posted by 管理人 at 2009年05月25日 15:43
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