2009年04月27日

技術者の敵

中国、ITソースコード強制開示強行へ…国際問題化の懸念

中国政府がデジタル家電などの中核情報をメーカーに強制開示させる制度を5月に発足させることが23日、明らかになった。

中国政府は実施規則などを今月中にも公表する方針をすでに日米両政府に伝えた模様だ。当初の制度案を一部見直して適用まで一定の猶予期間を設けるものの、強制開示の根幹は変更しない。日米欧は企業の知的財産が流出する恐れがあるとして制度導入の撤回を強く求めてきたが、中国側の「強行突破」で国際問題に発展する懸念が強まってきた。

制度は、中国で生産・販売する外国製の情報技術(IT)製品について、製品を制御するソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示をメーカーに強制するものだ。中国当局の職員が日本を訪れ製品をチェックする手続きも含まれる。拒否すれば、その製品の現地生産・販売や対中輸出ができなくなる。

どの先進国も採用していない異例の制度で、非接触ICカードやデジタル複写機、金融機関向けの現金自動預け払い機(ATM)システムなど、日本企業が得意な製品も幅広く開示対象になる可能性がある。

中国側は、ソフトの欠陥を狙ったコンピューターウイルスの侵入防止などを制度導入の目的に挙げる。しかし、ソースコードが分かればICカードやATMなどの暗号情報を解読するきっかけとなる。企業の損失につながるだけでなく、国家機密の漏洩(ろうえい)につながる可能性もあるため日米欧の政府が強く反発。日本の経済界も昨秋、中国側に強い懸念を伝えた。

中国は当初、08年5月に実施規則を公表し、09年5月から適用する予定だった。各国からの反対で、中国当局が今年3月、制度実施の延期を表明したが、これは適用開始までの猶予期間を設けることを指していたと見られる。

猶予期間はメーカー側が提出する書類を用意する時間に配慮したものだが、いつまで猶予するかは不明だ。日米欧の政府は詳細が分かり次第、中国側に問題点を指摘し、制度の見直しや撤廃を求めていくことになる。

全世界のソフトウェア開発者の敵だな。暗号化アルゴリズムを暴かれたら奴ら絶対無限Suicaとか作って配るだろ。一昔前の格安テレカみたいな惨状になるよ。

日本政府は撤回なんか求めなくていいよ。とっとと出て行けばいい。目先の金が欲しくて中国に進出した企業もあるかもしれないがそんなもんは自業自得だ。知的所有権を尊重しない文化を持つ国と商売なんてできないんだよ。

posted by ミラクルさん at 18:02| Comment(7) | TrackBack(0) | 特定アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
話は聞いてたけど本気だったとは…無茶苦茶だわな。
多分、鎖国でもしたいんでしょう。はい、撤退、撤退と…
Posted by レン at 2009年04月27日 19:41
未来映画のような、監視社会でも構築するつもりでしょうか。
Posted by Sada at 2009年04月27日 20:21
これは中国企業も重要な顧客を失うことになるね。
あと政府と言うより、経済界がとっとと撤退すればいいんだよね。
ベトナムとかいいよ。勤勉だし。
Posted by 黒羊 at 2009年04月27日 20:31
 製造業ではうまくいった(基幹ノウハウごと現地工場乗っ取って外資追い出し〜とか)手だからいっちょIT部門でも……てなノリかもしれませんな。
 さすがの経団連も会長自ら苦言を呈さずにはおれなかったようですが、さてどうなるか。

 「日本の製造業が低迷しているのは品質低下が要因だ」と明言する傍らで海外への工場移転と製造ラインの人件費コストダウンをバリバリ進めてた前会長みたいな醜態だけは晒さないでいただきたいトコロ<御手洗会長
Posted by Tamanegi at 2009年04月28日 11:51
>レンさん

本気だとはおいらも思わなかった。
文化大革命の頃まで戻りたいと見える。

>Sadaさん

管理社会を作りたい。しかし管理するツールが無い。コード見せろというところかね。

>黒羊さん

ベトナムはフランス人に近代意識を植え付けられているから、中国より確かにマシかも。
経済界が撤退すればいいんだろうけど、なんで中国で物作る会社があるのかいまいち理解できない。

>Tamanegiさん

そのやり方だと進歩が無いんだよね。中国発の新しいテクノロジーというのが存在しないところでよくわかる。

まあ、デコンパイラも満足に使えないような人々のやることだしな。ぶっちゃけ相手にする必要はない。
Posted by 管理人 at 2009年04月28日 15:38
>なんで中国で物作る会社があるのかいまいち理解できない。
すごく単純な理由だと。
要するに目先しか見えない馬鹿が経営しているということだと思う。

>フランス人に近代意識
いや、それは全力で否定する。根本的にベトナム人が勤勉で真面目だから。フランス人なんて関係ない。
勤勉で真面目なのは白人の影響とか、関係ない。
日本人も昔から勤勉で真面目。
もの作りでは、近代意識云々より、まず、美意識と勤勉さと真面目さ(融通が利かないくらいの)だと思う。
フランス人にあるとすれば、独りよがりな美意識くらいなもんだろう。
もっとも勤勉さも真面目さも、千差万別で、日本人やベトナム人は傾向として、勤勉で真面目な人が多く、中国人には少ない。また、勤勉で真面目な中国人は国外に脱出する傾向にある。
Posted by 黒羊 at 2009年04月28日 16:46
>黒羊さん

>目先しか見えない馬鹿

そんな馬鹿が経営していて平気なところが理解できないのかな。あなた毎回大変なことになってるじゃんw

>ベトナム

ごめん。勤勉で真面目なのは認める。ただ、ベトナムは19世紀ごろまで中国文化圏にあって、その後何がどのように中国本土と変わってきたのかを考えるに宗主国としてのフランスの影響を排除するのは公平ではないと思う。もちろん全部じゃないだろうが。

金持ちで暇人のインテリが知識を得ようと北京に行くのとパリに行くのとでは雲泥の差といっても過言じゃない。そこで苦労して持ち帰ってきたノウハウがある程度近代ベトナム人を形成するのに大いに役立ったと思う。

そして独りよがりな美意識であっても、それを超克してベトナム人という美意識を作るモデルにはなったのではないだろうか。フランスおよびアメリカが手を引いたあと、ベトナムが19世紀以前に戻ったわけじゃない。日本が負けたあとあっという間に中世まで退行を始めた地域とはえらい差だ。

ものづくりに必要なのは勤勉さと真面目さだと思う。しかし、それを十分に生かされるには法の支配や私有財産の保護など近代文明の資産が必要でそれがなければ女工哀史の世界ですよ。それをヨーロッパから持ってきたフランス人の影響が無いはずが無い。

# ついでに言えばマルクス主義に基づく社会の進歩を持ってきたロシア人の影響はないだろう。ソ連崩壊と共に吹っ飛んだし、それ以前に近代社会をベトナムは経験してしまったから。

フランスの支配はいい事ばかりでしたとは言わない。しかし、暗黒世界でしたということはない。そして中国文化圏にとどまったままでいるよりは1万倍はマシだったと思ってる。いまベトナムがいい状態なら、それは19世紀終盤に中国文化圏からフランス文化圏に移動した影響を否定できないんですよ。
Posted by 管理人 at 2009年04月28日 17:33
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