2009年04月21日

登って下りて11時間半

秩父路を歩いている限り小泉龍司からは逃れられない。奴のポスターは秩父で人のいるところならいたるところに存在する。東は寄居から西は川又まで。

つーわけで日曜に七峰縦走行ってきました。距離は42.195キロ(と東武鉄道東上業務部は主張している)。途中、いくつもの山を越えるこのコースは間違いなく今までで一番ハード。つーかさ、普段人のいないところを一人で歩くのが好きなおいらがこれに出たのってあんまり大した理由はないんだけれども、よくわかんね。まあ、体力と根性があることを証明したかったのかもしれない。

過去の参加者の手記をいろいろ見ると完歩のためには7時前のスタートが必須ということなので朝一番5時前の武蔵野線で南越谷出発。そしたらさ、駅に参加者と思しきかたがたが10名ほどいるんよ。ナップサックもって気合の入った服装で。んで、東川口東浦和南浦和ってどんどん増えてくの。すげえ、これが七峰縦走か。北朝霞で東武に乗り換えるけれども着た電車も参加者が結構乗ってる。危うく座れなくなるところで、それはイコール小川町まで立つということなのでちょっと強引に座った。

小川町は6時半スタート。東武の社員が「行ってらっしゃいませ」と声をかける。実にフレンドリー。交差点など要所に社員が配置してあって混乱を招かないように気を配られている。タイムや順位を競う大会ではありませんと銘打っておきながらやっぱり平地だと走る人がいるんね。まあ、あんまりだらだら歩いてもゴールできないんでいいペースで歩いている人を見つけて、その人についていこうと頑張る。そうこうしている内に官の倉山の登山道へ入る。

登山道にこんだけの人が入っているの初めて見ますよマジで。上から下まで人がぎっしりいるの。傾斜自体は大したことない山なんですが、とにかく人多すぎ。自分のペースで歩けない。うわさの鎖場の渋滞なんか凄かった。「危ないですから順序良く」と東武の社員さん言ってるけど、みんな聞いちゃいねえ。超危険。つーか鎖もてないし。やっとのことで登りきって官の倉山の判子をもらう。この時点で8時。その後、竹沢の迂回路コースと合流。こっちからおいらも行こうかなって思ったんだけど、小川町で電車待ちするのやだったからやめたんだよね。こんなに鎖場の渋滞が酷いのならば次回からはこっちにしよう。

んで、官の倉山を降りたらだらだらと和紙の里まで車道歩き。和紙の里では地元の皆さんが地元の幸やバナナとか容易してお金があれば誰でもウエルカム。バナナを食べてしばし休憩。イタ車のイベントもやってたな。9時に和紙の里を出ていよいよ笠山への登り。しかしその前にだらだらと萩平まで林道歩き。幅が広いからすいすいいける人は結構交わしていくのね。ハイカーではなくてランナーなんだろうけどなんつーかすげえわ。こっちは歩くので精一杯ですよ。

萩平から笠山の登り。結構きついんだけれどもところどころ渋滞しているので休みなく登るという感じではない。まあ前がつかえたらラッキー休めますってところで。しかしまあ、こういうイベントに子供連れで来ちゃダメだろ。もうなんかハイキング大会という字面から想像できるような牧歌的な感じじゃねえよ。刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか以下略。ああ、あと笠山は実に花が綺麗だった。特に山桜が満開。普段花に関心を示さないおいらもちょっと凄いと思ったよ。11時半に笠山チェックポイント。休まずに堂平山へ。つーか笠山の下りが酷い。昔は九十九折になっていたんだろうけど、歴代の参加者がまっすぐ駆け下りるので山肌が荒れ果ててただのとんでもなく急な下り坂になってる。ここで左ひざを痛めました。

笠山峠まで下りて今度は天文台のある堂平山への登り。これが距離は短いものの結構ハードで途中何度も息が切れる。おばちゃんにも抜かれる有様でなんつーか運動不足だねえ。必死に駆け上がると芝生のある堂平山山頂四方に展望が開けて実に良い。ここでも地元の皆さんがお出迎え。12時だったので昼飯代わりにフランクフルトときのこ汁を食べる。きのこ汁うめえ。マジうめえ。

堂平山に12時に着くというのがひとつの目安だったのでここから少し足が軽くなった。12時15分剣が峰のチェックポイント、12時半白石峠までは余裕。んで、ここからはそれよりも標高の高い地点はないため、上り下りもそんなにきつくないだろうと。そんな風に思っていた時期がありました。そんな甘い話があるわけないだろうと。

白石峠から定峰峠まで東武の地図には名前がありませんが、実はピークが二つあります。これが結構急でここまで歩いてきた体には結構辛い。眺めはいいんですがね。さっき登ってきた笠山や堂平山が良く見える。んで結構息も絶え絶えになった頃に定峰峠到着。ここは頭文字Dの舞台になったところらしくて、休日に頭文字Dごっこをしたい方々がかっこいい車を乗り付けたりしていました。そんなかたがたとものすごい数のハイカーの群れ。なんというカオス。ここの茶屋で味噌こんにゃく食べました。うめえ。

ここで1時半まで一休みしてさらに山道へ。旧定峰峠までの間にはやっぱりピークがあって結構きつい。多分元気なときだったら普通に歩けるんだけれども、なんと言ってもここまで20キロ以上歩いているので相当辛い。旧定峰峠には2時到着。中学生の女の子グループにあっという間に引き離される。マジで? ここから右手に秩父高原牧場の敷地を見ながら大霧山まで歩くのですが、右側に有刺鉄線の柵があってちょっと怖い。つーか右によっかかれないというのはストレスですよ。そして大霧山は山頂直下の斜面が急でロープがはってあるようなところ。2時半に到着。北と西に展望が開けていて、奥秩父の山々が良く見える。こういうの見ると元気になるね。

んで、急な下りを下り切って3時粥新田峠着。この段階で左ひざが結構痛んできた。さらにおいらの前にいた数グループがどんどん下山コースをたどるの。先へ進む人間はそんなにいなかったなあ。正直大霧山で「もうリタイアするか」って何度も考えていたんだよね。けれどもここでリタイアすることはできなかった。「とりあえず二本木峠まで歩こう。そこで決めよう」と先送り。ま、二本木峠までは秩父高原牧場の牛や羊を眺めながらの車道歩きだから、そんなにきつくはない。ミルクスタンドがあったけれどもものすごい行列だったんで断念。時間的に完歩が厳しくなってきたのであせって結構早歩きになってしまった。

しかし、その甲斐あって二本木峠には3時半に到着。これならこれ以上膝がダメにならなければ大丈夫と判断して喜び勇んで皇鈴山へ。はっきり言ってこれまでに超えてきた山々に比べるとたいしたことはない。この辺からグループで挑戦している皆さんも無駄口を叩く余裕がなくなってくる。皇鈴山から登谷山へ向かう途中で寄居の町を一望できるポイントがある。この景色はあれだ。ここまで歩いた人へのボーナスだよきっと。このポイント登谷山もはっきり見えてくる。あれが間違いなくおいらが登る今日最後の忌々しい山だ。

いったん車道に出てから登るんだけれども、山単体はたいしたことはない。しかし、やはりここまでの疲労があって足もふらつくし、何かを持っているのも辛い。精も根も尽き果てたあたりで登谷山チェックポイントへ到着。4時15分。ここで時間内のゴールを確信。あとは2時間10キロほどの車道歩き。釜伏峠で地元寄居の皆さんから日本水をいただき、ぐびぐびやりながらひたすら歩くだけ。トイレとかいろいろ気になったけどまあ言ってみればウイニングランだね。疲労も関節痛も半端じゃないんだけれども、全てが高揚させる。

んで、6時18分くらいにゴール。最後は膝がくがくで、カードに名前を書くところがあるんだけど鉛筆もてないくらい疲れてた。そんで地元の皆さんの用意した手打ちうどんとビールをいただく。うは、おいら食ってばっかりwwwww

そんなわけでなんとか完歩してまいりました。マジで疲れた。帰りの電車でも乗り換え時に階段登れなかったり大変だったけど、まあ参加してよかったと思う。また、東武鉄道東上業務部はもちろん、小川町、東秩父村、寄居町の皆さんの暖かいもてなしには大感謝。毎年大変だと思うけど、頑張って運営していただければと思う。

あと、小泉龍司は平沼赳夫となんかやるらしいな。そっちに行くなら応援してやるよ。次は当選できるといいな。

posted by ミラクルさん at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/117860987
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。