現在もなおブラジルに滞在中の鬱病患者が「しばらくサッカーから遠ざかる」と宣言したことを受け、インテルのマッシモ・モラッティ会長は、「おそらく契約の取り消しは、ひとつの解決のオプションになるだろう」と述べ、同選手との契約を解除する可能性を示唆した。
この日、鬱病患者の代理人ジウマール・リナルディ氏がインテルと話し合いを行う予定だったが、同会長は「話し合いには弁護士を含む担当者が出席する。その後、どのような結論が出たかを知ることになるだろう」とコメントし、会長自らは出席しない意向を明らかにした。
さらにモラッティ会長は、鬱病患者問題の解決についての見通しを述べた。
「ここ3年にわたり、鬱病患者については話されてきた。われわれは、それに対する回答を得たと考えている。あとは、いかなる解決法がベストなのかを探らなければならない」
鬱病患者がインテルとの契約を解除した後、ほかのクラブと契約を交わす可能性について同会長は、「何ぴとといえども、当人の決定する自由を奪うことはできない」と述べ、容認する構えを見せた。
また、「鬱病患者に“裏切られた”と感じるか」との問いに同会長は、「サッカーの世界は人生と同じだ。“裏切られた”と感じるとしたら、人間としての器が小さいと思う」と答えた。
最後にモラッティ会長は、クラブが鬱病患者に対して、あらゆる努力を行ってきたことを再度強調した。
「長い間、鬱病患者は難しい時期を過ごしていた。だが、クラブとして必要と思われることはすべてしてきたつもりだ。もちろん、彼自身も克服するための努力はした」
もちろんインテルは鬱病患者のために多大なる努力をしてきた。いつ匙を投げても誰にも文句は言わせないほどに鬱病患者のために環境を整備して彼の復帰を待った。その結果がこれだ。なんつーかやり切れん。鬱病患者ほどの能力を持ちながらなおこのザマかと思うと、おいらの人生に希望も減ったくれもない。かといって彼ほどの環境を与えられれば自分なら絶対に再起できるとも言い切れないところが口惜しい。こればっかりは鬱病になってみないとわからんと思うよ。
本当にモラッティお疲れ様。クラブのオーナーとしてはダメなんだろうけど、人間としてあなたは本当に素晴らしい。

