2009年04月30日

僕がやりたかったのはこうじゃないんです集

昨日越谷市立図書館に行って本を数冊借りてきた。主にペレストロイカに関わった人の言い訳集。思うに今の自分を構築したのはペレストロイカを外から眺めた経験だと思う。

  • ゴルバチョフ回想録(上・下)…ペレストロイカに関して話すならこれは欠かせないと思った。かつて断片的に読んだが、今読むとまた新しい発見があるかも。
  • マルクス主義の崩壊…ゴルバチョフの思想的盟友ヤコブレフの著書。マルクス主義は間違った非人間的な思想であると喝破するが、彼がいつからそこまで考えていたのかが不明。
  • ゴルバチョフの謎…「保守派」リガチョフの著書。まだ途中までしか読んでいないけれども自分の立場を赤裸々に(多少の自己弁明を含む)書いた良い本だと思う。リガチョフは良い人というおいらの当初の印象はあんまり間違っていなかった。問題は彼が信じていたイデオロギーがどうしようもなかったことだ。
posted by ミラクルさん at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月28日

香川なんか呼んでる場合じゃない

本田に名門PSVからオファー!VVV幹部明言

オランダ2部・VVVフェンロが、所属する北京五輪代表MF本田圭佑(22)の獲得で同国の強豪、PSVアイントホーフェンからオファーを受けていることが27日、分かった。「水面下で打診があった」と、VVV幹部が明言した。

主将として2部優勝を牽引した本田には、AZなど多くのクラブが興味を示していた。一番手として、フェンロの西50キロのアイントホーフェン市に本拠を置く名門が名乗りを上げたという。

VVVのベルデン会長はオランダ誌に「本田はPSVにひかれている」と明かすなど相思相愛なだけに、条件面次第で一気に進展する可能性もある。国内リーグ21度、欧州CLを1度制し、来季欧州CL出場権の可能性もあるビッグクラブへの移籍が決まれば、日本人初の快挙となる。

あの曲芸師がなあ。

VVVでの愛されっぷりといい、数字上の結果といい非の打ち所が無いため非常に楽しみ。つーかさ、何で岡田はこの人代表に呼ばないの? 大久保なんぞよりも期待できるし香川なんか呼ぶくらいだから枠余ってんだろ? U-20の合宿なんかやってる暇があればオランダまでいって頭下げてお願いして来い。

ラベル:PSV 本田圭佑
posted by ミラクルさん at 16:24| Comment(4) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お客様は神様です

「批判記事をトピックスに載せるな!」と、毎日新聞が言論弾圧

【PJ 2009年04月28日】− ポータルサイト「ライブドア」のニュース欄トピックス上に掲載される毎日新聞への批判記事について、毎日新聞側がこれまで複数回にわたり、ライブドアに対してトピックスへの掲載を中止するよう圧力をかけてきたことがこのほど、PJニュースの取材で明らかになった。独立したメディアの編集権を侵害するという、報道機関としてはあるまじき毎日新聞の言論弾圧体質が浮き彫りになった。

毎日新聞の英語メディア「Mainichi Daily News」のコラム「WaiWai」が卑わいで低俗な内容の記事を継続的に掲載・配信していた問題が発覚した08年夏、PJニュースはインターネット関連のメディアには回答できない=毎日新聞英語版の検索エンジン拒否でや「ネットは悪」なのか、柳田邦夫氏と毎日新聞の「変態記事」事件への見解といった取材記事やオピニオン記事をライブドアに配信した。ライブドアはこれらをニュース・トピックスに取り上げた。

複数の関係者によると、これら記事について、毎日新聞デジタルメディア局担当者がライブドアのニュース担当者に対して、毎日新聞を批判する記事はトピックスから外すよう電話で伝えてきた。関係者によると「毎日新聞担当者は、何も知らないPJニュースの市民記者の記事をなぜトピックスに載せるんだ。うちはライブドア事件直後でも記事配信を継続してやったではないか」などと、圧力をかけてきたという。

毎日新聞はこれ以前にもPJニュースの毎日新聞批判記事にもクレームを付けてきたという。さらに、ライブドアが毎日新聞を批判した一般ユーザーのブログ記事をトピックスに掲載してきた09年の年初には、「これまでにない強い圧力」(関係者)をかけてきたという。

ライブドアは2006年1月に証券取引法違反事件、通称ライブドア事件を起こした。毎日新聞は事件以前からライブドアと記事の配信契約を結び、事件以降もその契約を継続した。

ある関係者は「さすがに口には出さないが、大事件を起こした問題企業にも記事を売ってやったという態度がひしひしと伝わってくる。記事配信を継続していることを恩着せがましく言ってくる。その裏にはいつでも配信契約をやめてしまってもいいんだぞ、という傲慢(ごうまん)さも見え隠れする。記事を売ってやってんだから、毎日新聞の批判記事を載せるなど問答無用といった調子だ」と話した。

また別の関係者らは、「市民記者のいい加減な記事などを平気で掲載するライブドア、というような見下した態度を取られることもあった」「市民記者への反感が毎日新聞の現場記者の中で渦巻いていると担当者に伝えてきた」などと証言した。

取材拒否などのネットメディアや市民記者への偏見や、他のメディアの編集権を侵害するなど毎日新聞の体質は、「公器」を標榜(ひょうぼう)する報道言論機関として適格とは到底思えない。毎日新聞の存続そのものが問われそうだ。【了】

これは盛大な手袋叩きつけ。客に対してここまで圧力かけられる会社というのは一体どんなもんなんだろうか。

市民記者への反感って言ったって単にお前らがプロとしてきちんと仕事していないのがばれちゃうだけだろう。いい加減なことやってるから検証されて困っちゃうんだよ。世間様相手に商売して検証するなとはどんだけ偉いんだ。船場吉兆を全く笑えねえよ。

あと、livedoorの技術者と企画者はきちんと真面目に仕事しているでな。それこそお前らよりずっと。問題を起こしたのは昔の経営者でそいつらはいま檻の中にいるんだから関係ないだろ。ただ単にお前らは既成の権威に必死にしがみついている敗残者なんだよ。権威だけが飯の種の寄生虫なの。記者クラブ制度がなくなったら生きていけないんじゃねえの? 暇な市民記者がぞろぞろ記者会見場に入れるようになったら全員干上がるんじゃねえのか?

ラベル:毎日新聞 Livedoor
posted by ミラクルさん at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月27日

技術者の敵

中国、ITソースコード強制開示強行へ…国際問題化の懸念

中国政府がデジタル家電などの中核情報をメーカーに強制開示させる制度を5月に発足させることが23日、明らかになった。

中国政府は実施規則などを今月中にも公表する方針をすでに日米両政府に伝えた模様だ。当初の制度案を一部見直して適用まで一定の猶予期間を設けるものの、強制開示の根幹は変更しない。日米欧は企業の知的財産が流出する恐れがあるとして制度導入の撤回を強く求めてきたが、中国側の「強行突破」で国際問題に発展する懸念が強まってきた。

制度は、中国で生産・販売する外国製の情報技術(IT)製品について、製品を制御するソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示をメーカーに強制するものだ。中国当局の職員が日本を訪れ製品をチェックする手続きも含まれる。拒否すれば、その製品の現地生産・販売や対中輸出ができなくなる。

どの先進国も採用していない異例の制度で、非接触ICカードやデジタル複写機、金融機関向けの現金自動預け払い機(ATM)システムなど、日本企業が得意な製品も幅広く開示対象になる可能性がある。

中国側は、ソフトの欠陥を狙ったコンピューターウイルスの侵入防止などを制度導入の目的に挙げる。しかし、ソースコードが分かればICカードやATMなどの暗号情報を解読するきっかけとなる。企業の損失につながるだけでなく、国家機密の漏洩(ろうえい)につながる可能性もあるため日米欧の政府が強く反発。日本の経済界も昨秋、中国側に強い懸念を伝えた。

中国は当初、08年5月に実施規則を公表し、09年5月から適用する予定だった。各国からの反対で、中国当局が今年3月、制度実施の延期を表明したが、これは適用開始までの猶予期間を設けることを指していたと見られる。

猶予期間はメーカー側が提出する書類を用意する時間に配慮したものだが、いつまで猶予するかは不明だ。日米欧の政府は詳細が分かり次第、中国側に問題点を指摘し、制度の見直しや撤廃を求めていくことになる。

全世界のソフトウェア開発者の敵だな。暗号化アルゴリズムを暴かれたら奴ら絶対無限Suicaとか作って配るだろ。一昔前の格安テレカみたいな惨状になるよ。

日本政府は撤回なんか求めなくていいよ。とっとと出て行けばいい。目先の金が欲しくて中国に進出した企業もあるかもしれないがそんなもんは自業自得だ。知的所有権を尊重しない文化を持つ国と商売なんてできないんだよ。

ラベル:中共 知的所有権
posted by ミラクルさん at 18:02| Comment(7) | TrackBack(0) | 特定アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月26日

これは酷いイジメ

れいな「ガキカメのラジオが始まることをリスナーからのメールで知った」

メール「れいな姐さんこんばんわ! ファイブスター月曜の担当がガキカメの二人になりましたがれいな先輩に挨拶に来ましたか? なにかアドバイスしてあげましたか?」

れいな「来ませんよ・・・ていうか、れいな始めたことも知らんやったっていう感じだったんですよれいな。なんか「インターFMがどうたらこうたら」とか二人が話しよるけん自分のラジオに来るのかと思って最初。でも、れいなは聞いてないぞと思いきやこのメールを見てあっ!月曜担当かいこの二人みたいな・・びっくりした! ねぇ〜・・・まぁ・・・がんばってくださいニヒヒ」

今日のインターFMのラジオより

れいなどんだけはぶられてんだよww

ガキカメってモーニング娘。の新垣、亀井の二人で、この二人は同じ年でいろいろ組んで活動することが多いんです。しかし、もう田中とは6年モーニング娘。で一緒にやってるはずなんですがね。みんなれいなには何も教えていないのか。

posted by ミラクルさん at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 娘。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月25日

社会主義の建設

スターリン対火星人 『Stalin vs Martians』は4月20日発売

「第二次大戦中突如シベリアに飛来した火星人とスターリン率いるソ連軍が激戦を繰り広げる」という、企画者がなにかやっていたとしか思えないPC用RTS 『Stalin vs Martians』の発売日が決定しました。公式サイトによると、米国では4月20日より主要デジタル配信サービスで発売される予定。価格はUS$20くらい。

開発がロシアのスタジオ3社 (BWF / Dreamlore / N-Game)、パブリッシャーがParadox Interactive、ブランドがデジタル配信サービスのMezmer GamesとややこしいStalin vs Martiansは、ゲームとしては自称「アクションRTS」。主流RTSのような拠点建築・資源採取・兵員生産・技術ツリーの開発といった要素をばっさり省略あるいは簡略化して、資源はマップに落ちていたり敵を倒すと出現するパワーアップアイテムやコイン、ユニット増産はメニューから購入という手軽なアクションを重視したデザインとなっています。

スクリーンショットは下のギャラリーから。実際のプレイは続きに掲載した、どう控えめに見てもウォッカ以上のものをやっているとしか思えないプロモ動画をどうぞ。3:00あたりから、製作者いわく「史実を忠実に再現した」身長10数メートルの巨人スターリン(操作可能ユニット)が素手で火星文明を粉砕する場面が見られます。なお、上のタイトル画像には「Game of The Year Edition」とあるものの、当然ながら受賞の事実はなく、発売前から勝手に名のっているだけ。

ガイキチ。今年の馬鹿ゲーム大賞候補だな。カード無いと買えないのかなこれ。

んで、このゲームに使われているらしい曲のPVも見つけたのだがこれもキチガイだ。

ラベル:スターリン RTS
posted by ミラクルさん at 21:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛の水中花

【鳩山幹事長会見詳報】「(永住外国人の地方参政権は)愛のテーマだ。付与されてしかるべき」

民主党の鳩山由紀夫幹事長は24日、党本部で記者会見し、永住外国人への地方参政権付与について、「愛のテーマだ。地方での参政権は付与されてしかるべきではないか」と述べた。会見の詳報は以下の通り。

【永住外国人への参政権付与】

−−ニコニコ動画の鳩山氏の発言がネットで批判的に議論されている。「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という発言の真意は。韓国では2月に海外にいる韓国人に対し、国政選挙を認める法律が成立したが、大統領の決裁待ちだ。日本にいる韓国人にこの参政権を認めると、二重に投票できることになる。それでも日本にいる永住外国人に参政権を与えるべきか

「私がニコニコ動画で発言したことが大変、話題になっている。国民に大いに議論してもらいたい。これは大きなテーマ、まさに愛のテーマだ。友愛と言っている原点がそこにあるからだ。地球は生きとし生けるすべての者のものだ。そのように思っている。日本列島も同じだ。すべての人間のみならず、動物や植物、そういった生物の所有物だと考えている。この中でそれぞれが自立しながら共生していく世の中を、どうやってつくっていくかということが、ある意味での日本、世界に生きる人々の最大のテーマになるのではないか。今日までに、世界は弱肉強食に行きすぎたと。その前は、日本は依存に行きすぎたと。依存でもない、弱肉強食でもない「自立と共生」をいかにうまくマッチさせるか、バランスをとるか、それが友愛の精神だと思っている。

まあ、山羊にムラムラしちゃう人もいるでな。それが愛なら仕方が無い。ただ、日本は民主国家なので鳩山兄の倒錯的な愛をみんなが理解してくれるかというとそうじゃないだろう。

ラベル:鳩山由紀夫
posted by ミラクルさん at 14:29| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月24日

0x23歳になっちまった

めでたいとか抜かす奴らは一歩前へ出ろ。

posted by ミラクルさん at 15:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

信頼性の担保の手法

信頼性でWikipedia対抗 朝日新聞、講談社、小学館など無料辞書サイト

朝日新聞社と講談社、小学館、朝日新聞出版、ECナビの5社は、人名や時事用語など約43万語を無料で横断検索できる辞書サイト「kotobank」(コトバンク)を4月23日に正式オープンする。「信頼性の高いNo.1用語解説サイト」としてWikipediaに対抗する。

朝日新聞社の「時事キーワード」「百科事典マイペディア」、朝日新聞出版の「知恵蔵2009(07年に休刊した『知恵蔵』のWeb最新版)」「朝日日本歴史人物辞典」、講談社の「デジタル版日本人名大辞典」、小学館の「デジタル大辞泉」など、44辞書・計約43万語を横断検索できる。

各辞書の検索結果の下にはWeb検索の結果と検索連動広告も表示するほか、右カラムには、「asahi.com」から関連するニュースを掲載。関連するWebサイトをユーザーから募って掲載する機能も備えた。解説文内のキーワードから、リンクをたどってほかのキーワードを調べることも可能だ。

朝日新聞社が主体となってとりまとめ、ECナビがサイト構築と運営を担当。ほか3社がコンテンツを提供した。オーバーチュアの検索エンジンと広告システムを利用する。

キーワード広告を収益源とし、5社で分配する計画。初年度1億円の売り上げを目指す。今後も辞書コンテンツ提供企業を募り、3年後に200万語収録が目標だ。

ネット上にはWikipediaのようなユーザー参加型無料辞書サイトがあり、Web検索からもさまざまな情報が得られる。新サイトは、プロが執筆・編集した信頼性ある情報のみを掲載することで、Wikipediaや検索サイトと差別化。「信頼性の高いサイトを構築する」と朝日新聞社の大西弘美デジタルメディア本部長は話す。

企画の発端は、朝日新聞社とECナビが昨年6月にオープンした「みんなの知恵蔵」だ。07年に休刊した「知恵蔵」のコンテンツなどを公開しているが、「ユーザーから、情報の網羅性をもっと高めてほしいという声があった」(ECナビの宇佐見進典社長)ため、講談社や小学館の参加でコンテンツを強化。さまざまな企業が参加できる辞書プラットフォームとして再構築した。

紙で出版している辞書と同じコンテンツがWeb上で無料で閲覧できるケースもあり、紙媒体と競合する恐れもある。Web向けに辞書コンテンツを初めて無償提供する講談社の吉羽治デジタル事業局長は「コンテンツのマルチウインドウ化ととらえている。より多くの人に利用してもらい、より広い形で収益を得たい。無料版と有料版は必ずしも競合しない」と話した。

まあ、Wikipediaと共存はできるんじゃないですか? 辞書等に載っている情報が必要なときはあるし、それなりに価値はあると思う。ただ、Wikipediaは誰でも編集可能で参加者を圧倒的に増やすことによって信頼性を担保しているという手法をとっており、「信頼性が無い」とばっさり切れるものではない。そのような認識だと絶対に失敗すると思う。Webコンテンツなんて利用されてなんぼだぜ。

んで、ちらっと見てみたけど、「汎ヨーロッパピクニック」「階差機関」「大道寺あや子」「浸透戦術」「雛見沢村」で検索した結果をWikipedhiaと比較する限りプロが執筆・編集した信頼性ある情報でWikipediaに対抗するのははっきり言って力不足だと思った。Wikipediaの編集者にプロがいないわけないだろ。

まあ、ぶっちゃけ朝日新聞という時点で情報の信頼性はマイナスからスタートですが。


posted by ミラクルさん at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

流石何事にも一家言持つ男

一週間のうちに二回もバロテッリに対して「黒いイタリア人などいない!」と野次を飛ばしてUEFAのお偉方を赤くさせたり青くさせたりしているユヴェンティーノの方々ですが、この件に関するジョゼの見解はいささか異なるようです。

モウリーニョ監督、バロテッリへの野次について「あれは差別ではない」

インテル(イタリア)のジョゼ・モウリーニョ監督は現地時間22日(以下現地時間)、18日のイタリア・セリエA第32節のユヴェントス戦で、ガーナにルーツをもつイタリア人FWマリオ・バロテッリが人種差別的な野次を受けた件について、あれは人種差別ではないと語った。ロイター通信が報じている。

1対1と引き分けたユーヴェ戦で、相手方のファンから「黒人のイタリア人は存在しない」と、差別的な野次を浴びせられていたバロテッリ。その野次に対し、イタリアリーグはユヴェントスに1試合の無観客処分を言い渡すなど、事態は大きな波紋を呼ぶ展開となっている。

しかし、インテルのモウリーニョ監督はこの件について異なった見解を示した。同監督は「あれは差別ではない」とコメント。「あれは特定の選手を嫌いだと表現するための、無教養で馬鹿げていて幼稚な手法だ。(野次を飛ばすのは)バロテッリがアフリカ人だからではない。彼が自チームに対してゴールを決め、ドリブルをしかけ、マークし辛い素晴らしい選手だからだ」と続け、今回の野次は単なるやっかみであるとしている。

また、ユーヴェのファンが本当に人種差別主義者であるなら、自チームのマリ人MFモハメド・シッソコに対しても野次を浴びせるはずだとして、「もし彼らが差別主義者なのだとしたら、差別の対象はすべての黒人であるはずだ。単に相手チームに在籍している選手に対してではなくてね」とコメント。ユーヴェファンの愚かな行為をばっさりと切り捨てている。

なお、ユーヴェはこの件について謝罪を行なっているが、無観客処分を下されたことについては、抗議の意を表している。

おいらもジョゼの見解が正しいと思う。単にバロテッリが敵チームのむかつくストライカーで、その彼の持つパーソナリティを揶揄してるに過ぎない。もちろんそれは無教養で馬鹿げていて幼稚なのだが。

仮にさ、バロテッリがユーヴェにいたら彼らは大歓迎すると思うよ。きっと。その程度の問題に過ぎなくて「人種差別が云々」なんてご大層な話じゃない。

あと、黒人差別というものへの捉え方がフランス人のプラティニとポルトガル人のジョゼでは歴史的経緯からスタンスが異なると考える。ヨーロッパで一番早く黒人のフットボーラーが活躍を始めたのはポルトガルなのだ。もちろん、それにも裏があるんだけどね。


posted by ミラクルさん at 02:05| Comment(6) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

勝手なことばかり言いやがって

「イメージ傷ついた」草なぎ容疑者逮捕に韓国ファンがっかり

【ソウル=前田泰広】SMAPの草なぎ剛容疑者逮捕は23日、韓国でも報じられ、ファンから「まじめなイメージが傷ついた」という声が上がった。(なぎは弓ヘンに「剪」)

草なぎ容疑者は韓国でも芸能番組に出演するなど人気がある。韓国紙・朝鮮日報(電子版)は同日午前、同容疑者の写真を大きく掲載し、事実関係を淡々と伝えた。韓国語を勉強していた同容疑者に好感を持っていたという女性ファン(28)は「誠実な人だと思っていたのに、がっかりした」と話した。

聯合ニュースは、草なぎ容疑者が逮捕時、酒に酔っていて「裸でいて何が悪い」と「デタラメ」を並べたと報じた。また、韓国の李明博(イミョンバク)大統領が昨年4月に訪日した際に出演したテレビ番組で同容疑者が司会を務めたなどと紹介した。

泥酔して公園で裸踊りをしている人間なんてソウルには掃いて捨てるほどいるだろうが。何言ってやがる。

ラベル:韓国
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SMAPはいつまでも4人です

【SMAP草なぎ逮捕】公然わいせつの現行犯

警視庁赤坂署は23日、公然わいせつ容疑で、SMAPメンバーの草なぎ剛容疑者(34)を現行犯逮捕した。

同署などによると、草なぎ容疑者は23日午前3時ごろ、東京・赤坂のミッドタウン近くの檜町公園で裸で騒いでいたところ、警察官に注意されたが、やめなかったという。草なぎ容疑者は酒に酔っていたとされる。

草なぎ容疑者はアイドルグループ「SMAP」のメンバーとして、テレビや映画、CMなどで活躍。5年連続ベストジーニストに選ばれるなどしている。

いくらなんでもこれは恥ずかしい。34にもなってなあ。中居に「僕らはずっと4人で頑張ってきました」とか存在を抹消されても仕方が無い。

ラベル:SMAP
posted by ミラクルさん at 11:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月22日

プラティニに怒られた

プラティニ:「人種差別なら試合中断」

18日のユヴェントス対インテル戦でインテルFWバロテッリに人種差別的野次が飛ばされた問題で、UEFAのプラティニ会長は21日、同様のケースが発生した場合に試合を中断するルールを作成する意向であることを明らかにした。

21日、CL優勝トロフィーを受け渡すためにローマを訪れた同会長は、次のように話している。

「勇気を持つことが必要だ。今後のUEFAは、人種差別的野次が10分間続き、やめるように告知しても続く場合は、試合を中断する意向だ」

一方、プラティニ会長はイタリア『スカイ』のインタビューで、自身がプレーしたユヴェントスのファンが人種差別的ではないとの見解を示したうえで、クラブに1試合の無観客試合処分を科したイタリアリーグの決定は正しかったとの考えを表している。

「今回の件についてUEFAがすることはない。今回のことはユーヴェらしくない話だね。ユヴェントスのことは30年も前から知っているが、人種差別の野次なんてまったくなかった。サッカー連盟はやるべき義務を果たしたよ。だが、私はユーヴェのファンを知っているが、まったく人種差別的ではない」

「有色人種に対する攻撃がひどい時は、試合を止める勇気を持つべきだ。それが人種差別を止める唯一の方法だからね」

プラティニに怒られたよ。

とはいえ、実運用をするときに「何が人種差別的なのか」「10分間継続というのはいかなる状況なのか」を定義付けることが望ましい。有色人種にはいかなる野次も許さんということか。

まあ、一ついえることは2002年9月28日の埼スタのあのブーイングが人種差別的野次と判断されたらたまらないということだ。おいら見に行ったけどあれ凄かったよ。

posted by ミラクルさん at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノースロンドン馬鹿

トッテナム、ベッカム獲得を検討中

『サン』の報道によると、トッテナムがミランにレンタルで加入しているイングランド代表MFベッカムの獲得を検討しているようだ。

トッテナムはCL出場権獲得に向けて、夏の移籍市場で4500万ユーロを投じるつもりのようで、チームを率いるレドナップ監督は、ベッカム獲得にその資金を投じるつもりだと伝えられている。

なお、イングランド代表に招集されるために、ミラン移籍を決断したベッカムは、シーズン後にレンタル元のロサンゼルス・ギャラクシーへ復帰する予定となっており、ミランでレギュラーポジションを確保している現在は、イングランド代表入りを目指す同選手の視界は良好と言える。

ただ、ベッカムとロサンゼルス・ギャラクシーとの契約は2009年10月までとなっており、2010年W杯出場を目指すベッカムは、契約満了後に再び欧州のクラブへ加入することが濃厚と見られている。

そして、伝えられるところによると、トッテナムのレドナップ監督は、その時点でチームに加入するようにベッカム説得に動くようだ。

お前ら選手潰す一方じゃねえかよw

ラベル:トッテナム
posted by ミラクルさん at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お前ら有権者馬鹿にしすぎ

世襲は是か非か

国会議員の「世襲」の是非が注目を集めている。

世襲による弊害は、これまでもことあるごとに指摘されてきたが、自民党の菅義偉選対副委員長が次期総選挙向けの政権公約に世襲制限を盛り込むことを表明してから、自民党だけでなく野党民主党も巻き込んでの騒ぎとなっている。

たたき上げのある衆議院議員は、「世襲には反対、禁止すべきだ」と断言する。「世襲政治家と何もないところから始める政治家とでは、明らかに違いがある。後援会、利権、つまり既得権と言い換えてもいいが、それらに乗っかる形が世襲。先代の苗字がなければ簡単に当選できるはずがない」と言い切る。さらに、「内閣の顔ぶれを見ても世襲議員ではない大臣を探すのに苦労する。与野党を問わず世襲議員が幅を利かすことで日本の政治から活力を奪ってきた。世論調査などの結果を見ると、有権者は『政策で選ぶ』というが『名前』で選んでしまった結果が今の永田町の姿。有能な新人をどれだけ潰してきたかと思うと残念」と語る。

一方、当の世襲議員が「はい、そうですか」と世襲制限を認めるはずはない。鳩山総務相、森法相ら世襲議員の代表格ともいえる閣僚からは「首相も含めた現職からやるべき」などと事実上の反対宣言。選挙の顔である現職首相を引退させてまで公約に入れることなど、できるはずはないと読んでのことだろう。もちろん民主党の中も大同小異。賛成・反対で意見が割れる。

法的には立候補の自由を制限することなどできないため、各党の対応で全てが決まるが、「世襲」とはどこまでを指すのかといった議論も必要となる。町長の息子が国会議員を目指しても世襲となるのか、など課題も多い。世襲の是非が総選挙の焦点のひとつとなれば面白い。

こんなことが問題になること自体がおかしい。どの議員も選挙の信託を受けて議会に来ているわけだから、親が何であれ立派な議員だ。有利とか不利とか言い出したらきり無いだろ。人間は絶対に平等じゃない。制度的に逆転の道がふさがれているわけじゃないんだからそんなの本人の努力で頑張れよ。

こんなん総選挙の争点になるってことは有権者の信託の結果を選ばれたお前ら自身が否定してるってことだろうがよ。馬鹿にするのもいい加減にしろ。

ラベル:世襲
posted by ミラクルさん at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そんな鎖じゃオレの魂は縛れない

まあ、いろいろな各所よりTrackBackもされてるみたいなんだが。いろいろ考えたことをつらつらと書いてみる。実に今日は暑いね。

赤マフラーファンサイトのWallerstein氏から下記の回答をいただいている。

1については全くその通りと思う。この建前を崩すのは容易ではないし、その意味で批判するのは非常に厄介だし、批判する側は「厄介」という緊張感を持たなければならない。緊張感を持てば、それだけ自分を顧みる必要も出てくる。

2についてもその通りであると思う。「存在場所」というのは必ずしも「権利を剥奪せよ」ということではないのだが、そこへの言及は思想信条の自由という問題とからんで一層慎重にならなければならない。

1は概ね理解していただけたようで何より。在特会を批判する側がその建前を引っぺがす作業を端折ってレイシストと決め付けているのはいかがなものかという批判。さらに言うならば、末端の構成員はともかくとして、桜井や瀬戸や西村が本気で排外主義的な思想を持っているのかという部分でも疑問を感じている。身も蓋もない言い方をすれば「あいつら商売でやってるだけなんじゃねえの?」つー。

これまでの奴らの思想遍歴からすると不法就労の外国人の存在が自分たちに都合が良くなればそんなことは言わないのではないかとか考えたり。いや、あまり考えられることではないけれども。しかし、反創価というだけで矢野穂積のようなアカ崩れのキチガイクレーマーの言うことを真に受けてしまうところから考えるに、そんなこともあながち間違ってはいないのではないかと思うのだ。

まあ、彼らがレイシストかどうかというのはおいらの連中に対する批判とはあまり関係が無い。おいらは蕨の市民にオナニーを思う存分見せ付ける手法について、主張に対して支持は得られないんじゃないの? という批判だから。

2については言論の「存在場所」という部分でおいらがWallerstein氏の言い分を誤解していた部分はある。その齟齬は認識できました。しかしながら、どんな言動にもある程度の賛同者は集められると認識している。15年位前まであまりにも極端な思想や言動については賛同者が探しにくかったのだが、www(とgoogle)の普及により自分と似たような傾向の人間を探しやすくなったということに過ぎないのではないか。そう考えると、そういう発言を堂々と発言し、それが共感されるような場所というのは法で規制しない限り無数に存在しうると考える。しかしながら、そういう発言をする人間を嫌う自由もまた存在するわけであって、そこを「共感しろ!」って日章旗持って多数の人間で押しかけるのは違うと思う。

思考に制約が課せられない以上、人間の価値は対立する人間に対してどれだけ寛容かで決まるんじゃないかな。もちろん、どんな人間にも限度があって無制限に寛容ということはないんだけれども、おいらの場合は「法的に公平である」ことが一つのラインであって、そこが侵されそうならば反対しなければならないだろう。いや、「朝鮮人は入国時に片腕切り落とすようにしようぜ」とか「朝鮮人はいつでも金属バットで殴っていいような法律作ろうぜ」とかおいらレイシストだから考えるよ。でも、それが実際に実行に移されそうになったら、どんな手段を用いても反対しなければならないのだろう。そんなのは自由ではない。

もう一つ。titan351氏からもTrackBackもらってる。

批判者は批判対象に似る?

蕨市でデモってた両陣営を批判してるmiracleさんだが、この人と新風や在特会の間に見出せる違いはおおまかに次の二点に過ぎないように思う。

一点目は影響力と周囲の反応。あの団体は各地に駆けつけていって、アレな主張で一般人をドン引かせ、敵を増やす。miracleさんは自分の主張をblogで書いているだけなので、blogを読んだ人のみにしか影響を与えない。しかも、blog読者は一般的には、管理者に対しシンパシーを持っているものであり、その間においてはあまり強い反発は受けずに済む。

二点目はレイシストである自覚があるかどうか。

そのような違いはあるものの、それ以外には大差はないように思える。

在特会は上記したとおりの理由により「どんなアレな主張でも賛同者はいる」というサンプルに過ぎない。何よりもおいらの在特会(と関連団体。最近は「行動する保守」とか銘打っているみたいだけれども)批判は社会に対して何かしようとする手法についてであって、彼らがレイシストかどうかなんて割とどうでもいいし、言っていること自体はそんなに遠くない。東村山のアレについては何とかして欲しいが、もう矢野と心中するつもりなんだろう。あと集団ストーカー被害者w

社会に対して何かしようと思ったら基本われわれには方法は3つある。

  1. 勉強していい大学行って官僚か法曹になりましょう。
  2. 被選挙権を行使して選挙の信託を受けて政治家になりましょう。
  3. 選挙権を力いっぱい行使しましょう。

それ以外のことは全て邪道なんだよね。やっても世の中の人間ドン引きさせて終了さ。何も残るものなどありゃしない。けれども奴らの中では何かを達成した気になってる。本当に馬鹿馬鹿しい。

miracleさんは当然理由次第で阪神大震災を喜ぶ韓国人の感情も正当化される、また、レイシズムが自分自身に向けられることも許容すると考えるのであろう。別にレイシズムが悪というのが絶対的な真理というつもりはないが、レイシズムを撲滅しようという方向で世界は動いている。である以上、レイシズムを駄々漏れにしている人間が自分と内容・方向性がかぶる主張をしていれば、足を引っ張られることにもなりかねないのである。つまりいわゆる「無能な味方」になりかねない存在であり、たとえ影響力に差があろうとも、その点からも新風らと同様の存在なのである。

確かにそこいらへんは以前とは少し主張が変わってきていて、おいらは朝鮮人の日本人差別については特に気にならなくなった。マジで。「もーあいつらしょうがねえなアハハ」みたいな。むしろ「差別は良くありません」といっている人間が朝鮮人の日本人差別に寛容なことの方が気に入らないかな。

大体そんなあなたもレイシストを差別していないかね? いいよ? 「レイシストなんぞ差別されて当然です」って宣言しても。しかし、レイシストというだけで味噌もクソも一緒に評価するっていうのはあなたの批判する「朝鮮人というだけで評価が−50000点からスタート」というのとどこが違うの? おいらはこういう循環論法に飽き飽きしてるんだよ。

そもそもさ、レイシストというだけで差別されなければならない論拠ってあるの? 問題はレイシストが自分のヘイト感情を満足させるような立法をすることなんじゃないの? 上記した通り、おいらはそれには断固反対なんだけれども。

どいつもこいつも自分の気に入らない人間の自由なんて守れとは絶対に言わない。本当にアホらしい。自由ってそんな生易しいもんじゃない。

そう考えると、やっぱりローザ・ルクセンブルグは本当に素晴らしいと思う。彼女のレーニン批判はいつ読んでも素晴らしいと思うよ。アカは嫌いだけど。Freiheit ist immer die Freiheit des Andersdenkenden.という言葉は自由な社会に生きる人間は誰も彼も噛み締めなければならないと思うよ。

posted by ミラクルさん at 00:22| Comment(2) | TrackBack(1) | BLOG談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月21日

今だ、合体、北斗と南

オラクル、74億ドルでサンの買収に合意、ハードウェア市場へ進出

米国Oracleは4月20日、米国Sun Microsystemsとの買収交渉に合意したことを発表した。買収総額は74億ドルで、エンタープライズ・ソフトウェア・ベンダーのOracleがハードウェア市場に進出することになる。

Oracleの発表によれば、OracleはSunの株式1株あたり9ドル50セントを支払うとしており、負債などを差し引いた実質的なSunの買収額は56億ドルとなる。Oracleはここ数年、Siebel、PeopleSoft、BEA Systemsなどを買収してきたが、それに引き続いての大型買収となる。

およそ2週間前には、IBMとSunの買収交渉が決裂したと報じられている。過去においてはOracleによるSun買収のうわさもあったが、Sunの資産であるハードウェア分野やサーバOS分野の事業をOracleは手がけておらず、このうわさの信憑性は疑問視されていた。しかしながら、Oracleのデータベース事業において、SunのUNIX OS「Solaris」は長期にわたり成功を収めているプラットフォームだ。

Oracleの発表によれば、Sunの買収により初年度に得られる収益は、BEA SystemsとPeopleSoft、Siebelの買収で得た収益の合計を上回る見込みだという。Sunは初年度、非GAAPベースで15億ドルの営業利益を上げ、2年目にはさらに20億ドルの営業利益へと増加する見込みだ、とOracleでは述べている。

OracleのCEO(最高経営責任者)であるラリー・エリソン(Larry Ellison)氏は、同日(4月20日)行われたプレス向けの電話会見において、Oracleの買収戦略はこれまでと同様に「“市場をリードする製品”を保有する会社を買う」ことであり、Sunの買収においてはJavaとSolarisがその主目的であったことを明らかにした。

エリソン氏はJavaについて「我々が買収した中でも最重要のソフトウェア資産である」と語り、2008年1月の米国BEA Systemsの買収と今回のSun買収により強化されるJavaミドルウェア事業は、現在の基幹ビジネスであるデータベース事業と肩を並べるほどに成長するだろうとの見通しを述べた。

また、Solarisについては「市場において最良のUNIXテクノロジー」だと考えており、Oracleデータベースの動作基盤としてSolarisが最も選ばれているのはそれが理由だと語った。OracleデータベースとSolarisの技術的な統合を実現することで、企業顧客に新たな価値を提供するとも述べている。

一方、Sunの会長であるスコット・マクニーリ(Scott McNealy)氏は、SunとOracleは、顧客のために共生的な統合を果たすという共通のビジョンを持っていると述べた。

「Sunは当初から“オープン性”と“イノベーション”を信じてきた。SunとOracleの両社は、R&Dやオープン性、標準技術、コミュニティ、そして完全なソリューションの提供といったことの価値を理解している。(略)本日、そうした取り組みに新たな、そして大きな一歩を刻むことができた」(マクニーリ氏)

エリソン氏は、Oracleではこれまで買収した企業を迅速に既存組織に組み入れており、Sunについても買収手続きが完了次第、そう対処したいと述べている。買収手続きの完了には株主の承認が必要だ。

個人的にはMySQLがどうなってしまうのか非常に気になっている。あとHSQLDBかな。Oracleは高いのとWebアプリで使うのは明らかにオーバースペックなため今まで敬遠していたけど、Javaアプリならファーストチョイスになるのかもしれない。

SolarisとOracleの相性のよさはいまさら言うまでもないし、Solaris+Weblogic+Java+Oracleという組み合わせでパッケージ販売してくれると楽だろうな。ただまあApache-Tomcatプロジェクトは継続してほしい。金を出す以外の選択肢も残してほしいのだ。

ラベル:Oracle Sun
posted by ミラクルさん at 22:49| Comment(2) | TrackBack(1) | その他Web技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

登って下りて11時間半

秩父路を歩いている限り小泉龍司からは逃れられない。奴のポスターは秩父で人のいるところならいたるところに存在する。東は寄居から西は川又まで。

つーわけで日曜に七峰縦走行ってきました。距離は42.195キロ(と東武鉄道東上業務部は主張している)。途中、いくつもの山を越えるこのコースは間違いなく今までで一番ハード。つーかさ、普段人のいないところを一人で歩くのが好きなおいらがこれに出たのってあんまり大した理由はないんだけれども、よくわかんね。まあ、体力と根性があることを証明したかったのかもしれない。

過去の参加者の手記をいろいろ見ると完歩のためには7時前のスタートが必須ということなので朝一番5時前の武蔵野線で南越谷出発。そしたらさ、駅に参加者と思しきかたがたが10名ほどいるんよ。ナップサックもって気合の入った服装で。んで、東川口東浦和南浦和ってどんどん増えてくの。すげえ、これが七峰縦走か。北朝霞で東武に乗り換えるけれども着た電車も参加者が結構乗ってる。危うく座れなくなるところで、それはイコール小川町まで立つということなのでちょっと強引に座った。

小川町は6時半スタート。東武の社員が「行ってらっしゃいませ」と声をかける。実にフレンドリー。交差点など要所に社員が配置してあって混乱を招かないように気を配られている。タイムや順位を競う大会ではありませんと銘打っておきながらやっぱり平地だと走る人がいるんね。まあ、あんまりだらだら歩いてもゴールできないんでいいペースで歩いている人を見つけて、その人についていこうと頑張る。そうこうしている内に官の倉山の登山道へ入る。

登山道にこんだけの人が入っているの初めて見ますよマジで。上から下まで人がぎっしりいるの。傾斜自体は大したことない山なんですが、とにかく人多すぎ。自分のペースで歩けない。うわさの鎖場の渋滞なんか凄かった。「危ないですから順序良く」と東武の社員さん言ってるけど、みんな聞いちゃいねえ。超危険。つーか鎖もてないし。やっとのことで登りきって官の倉山の判子をもらう。この時点で8時。その後、竹沢の迂回路コースと合流。こっちからおいらも行こうかなって思ったんだけど、小川町で電車待ちするのやだったからやめたんだよね。こんなに鎖場の渋滞が酷いのならば次回からはこっちにしよう。

んで、官の倉山を降りたらだらだらと和紙の里まで車道歩き。和紙の里では地元の皆さんが地元の幸やバナナとか容易してお金があれば誰でもウエルカム。バナナを食べてしばし休憩。イタ車のイベントもやってたな。9時に和紙の里を出ていよいよ笠山への登り。しかしその前にだらだらと萩平まで林道歩き。幅が広いからすいすいいける人は結構交わしていくのね。ハイカーではなくてランナーなんだろうけどなんつーかすげえわ。こっちは歩くので精一杯ですよ。

萩平から笠山の登り。結構きついんだけれどもところどころ渋滞しているので休みなく登るという感じではない。まあ前がつかえたらラッキー休めますってところで。しかしまあ、こういうイベントに子供連れで来ちゃダメだろ。もうなんかハイキング大会という字面から想像できるような牧歌的な感じじゃねえよ。刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか以下略。ああ、あと笠山は実に花が綺麗だった。特に山桜が満開。普段花に関心を示さないおいらもちょっと凄いと思ったよ。11時半に笠山チェックポイント。休まずに堂平山へ。つーか笠山の下りが酷い。昔は九十九折になっていたんだろうけど、歴代の参加者がまっすぐ駆け下りるので山肌が荒れ果ててただのとんでもなく急な下り坂になってる。ここで左ひざを痛めました。

笠山峠まで下りて今度は天文台のある堂平山への登り。これが距離は短いものの結構ハードで途中何度も息が切れる。おばちゃんにも抜かれる有様でなんつーか運動不足だねえ。必死に駆け上がると芝生のある堂平山山頂四方に展望が開けて実に良い。ここでも地元の皆さんがお出迎え。12時だったので昼飯代わりにフランクフルトときのこ汁を食べる。きのこ汁うめえ。マジうめえ。

堂平山に12時に着くというのがひとつの目安だったのでここから少し足が軽くなった。12時15分剣が峰のチェックポイント、12時半白石峠までは余裕。んで、ここからはそれよりも標高の高い地点はないため、上り下りもそんなにきつくないだろうと。そんな風に思っていた時期がありました。そんな甘い話があるわけないだろうと。

白石峠から定峰峠まで東武の地図には名前がありませんが、実はピークが二つあります。これが結構急でここまで歩いてきた体には結構辛い。眺めはいいんですがね。さっき登ってきた笠山や堂平山が良く見える。んで結構息も絶え絶えになった頃に定峰峠到着。ここは頭文字Dの舞台になったところらしくて、休日に頭文字Dごっこをしたい方々がかっこいい車を乗り付けたりしていました。そんなかたがたとものすごい数のハイカーの群れ。なんというカオス。ここの茶屋で味噌こんにゃく食べました。うめえ。

ここで1時半まで一休みしてさらに山道へ。旧定峰峠までの間にはやっぱりピークがあって結構きつい。多分元気なときだったら普通に歩けるんだけれども、なんと言ってもここまで20キロ以上歩いているので相当辛い。旧定峰峠には2時到着。中学生の女の子グループにあっという間に引き離される。マジで? ここから右手に秩父高原牧場の敷地を見ながら大霧山まで歩くのですが、右側に有刺鉄線の柵があってちょっと怖い。つーか右によっかかれないというのはストレスですよ。そして大霧山は山頂直下の斜面が急でロープがはってあるようなところ。2時半に到着。北と西に展望が開けていて、奥秩父の山々が良く見える。こういうの見ると元気になるね。

んで、急な下りを下り切って3時粥新田峠着。この段階で左ひざが結構痛んできた。さらにおいらの前にいた数グループがどんどん下山コースをたどるの。先へ進む人間はそんなにいなかったなあ。正直大霧山で「もうリタイアするか」って何度も考えていたんだよね。けれどもここでリタイアすることはできなかった。「とりあえず二本木峠まで歩こう。そこで決めよう」と先送り。ま、二本木峠までは秩父高原牧場の牛や羊を眺めながらの車道歩きだから、そんなにきつくはない。ミルクスタンドがあったけれどもものすごい行列だったんで断念。時間的に完歩が厳しくなってきたのであせって結構早歩きになってしまった。

しかし、その甲斐あって二本木峠には3時半に到着。これならこれ以上膝がダメにならなければ大丈夫と判断して喜び勇んで皇鈴山へ。はっきり言ってこれまでに超えてきた山々に比べるとたいしたことはない。この辺からグループで挑戦している皆さんも無駄口を叩く余裕がなくなってくる。皇鈴山から登谷山へ向かう途中で寄居の町を一望できるポイントがある。この景色はあれだ。ここまで歩いた人へのボーナスだよきっと。このポイント登谷山もはっきり見えてくる。あれが間違いなくおいらが登る今日最後の忌々しい山だ。

いったん車道に出てから登るんだけれども、山単体はたいしたことはない。しかし、やはりここまでの疲労があって足もふらつくし、何かを持っているのも辛い。精も根も尽き果てたあたりで登谷山チェックポイントへ到着。4時15分。ここで時間内のゴールを確信。あとは2時間10キロほどの車道歩き。釜伏峠で地元寄居の皆さんから日本水をいただき、ぐびぐびやりながらひたすら歩くだけ。トイレとかいろいろ気になったけどまあ言ってみればウイニングランだね。疲労も関節痛も半端じゃないんだけれども、全てが高揚させる。

んで、6時18分くらいにゴール。最後は膝がくがくで、カードに名前を書くところがあるんだけど鉛筆もてないくらい疲れてた。そんで地元の皆さんの用意した手打ちうどんとビールをいただく。うは、おいら食ってばっかりwwwww

そんなわけでなんとか完歩してまいりました。マジで疲れた。帰りの電車でも乗り換え時に階段登れなかったり大変だったけど、まあ参加してよかったと思う。また、東武鉄道東上業務部はもちろん、小川町、東秩父村、寄居町の皆さんの暖かいもてなしには大感謝。毎年大変だと思うけど、頑張って運営していただければと思う。

あと、小泉龍司は平沼赳夫となんかやるらしいな。そっちに行くなら応援してやるよ。次は当選できるといいな。

posted by ミラクルさん at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

振り向くな君は美しい

J1 第6節

浦和レッズ1−0京都サンガ

浦和レッズの得点:7分去年役立たずとか言ってごめんなさい

達也が怪我で原口がスタメン。前節のゴールでFWの中での序列があがったのだろう。んで、直輝もスタメン。で、この10代の二人が素晴らしかった。運動量とテクニックで京都をまさに翻弄。エジミウソンも今シーズンは非常に調子がよい。献身的な動き。ファールで1点取り消されたのは残念だったね〜。

交代時の原口の悔しがり様は将来頼もしいな。点取りたかったよね。シュートも撃ってたし本当に悔しいと思う。次のチャンスには決めてくれ。

このところ点差以上の完勝が続いているけど、そろそろ文字通りの完勝が見たい。

明日は七峰縦走に出るからもう寝る。

ラベル:浦和レッズ
posted by ミラクルさん at 21:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 浦和レッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国民主権とは

鳩山にいってやりたいのは「オバマはアメリカ国民だ」ということだな。日本に帰化して日本国籍を持っている人間に参政権が無い訳じゃない。外国人は自分の国の参政権を行使すればいい。日本は日本国民が政治に参加することを禁じてはいない。そして、外国人は日本人ではない。

しかし鳩山はなにをそんなに必死なんだろうか。

posted by ミラクルさん at 16:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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