2008年08月31日

キリストは再び来て世をさばく

平和憲法について

日本の憲法の前文を読むとはっきり分かる。そこでは「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とある。このような前提で、「我々は軍備を持たない。永遠の平和を期待する」という甘ったらしい無責任丸腰平和論なのである。

昨今、一時日本全土を覆い尽くした「イラク人質、自己責任を負え」の非難攻撃は、これをひるがえして日本憲法に与えるとよい。日本の憲法前文は、頼りにならない国際的公正と信義を信じて平和論をぶつ。ほとんど独りよがり、全世界せせら笑って居るのではないか。無知もいいとこである。

平和という言葉をひけらかせて、ひら謝りの土下座外交、これが当時の憲法草案、国会での起立賛成の議員諸君、そしてこの平和提案に口あんぐりした当時の国民一般の受入れ思考である。「負けたんじゃもの、仕方なか」、国民も総じて皆、敗戦にくじけていた。卑怯であった。

「日本国民は神を信じ、真理を信じ(最近の流行語のサムシング・グレートの意志と力を信じて、という程度でも私は我慢する)軍隊は持ちません。戦争は一切しません」、と言明して欲しいのである。もう一度言う、「諸国民の公正と信義に信頼して」ではない。ただ一つの神、天地の創造者なる神を信じて絶対平和主義の憲法を握ってほしいのである。

戦後の日本政府や、日本人のしまりの無さ、弱腰、はっきりモノを言えない。こういう体質は戦後の平和憲法に原因がある。だから国も、国民もカネだけを追及し、カネだけで交渉する。気品も権威もない。だから、北朝鮮あたりからでも馬鹿にされるのではないか。

ある意味バチカンがそうなんだと思う。バチカンが数百年もの間軍事的挑戦を受けなかったのはヨーロッパの君主の皆さんが永遠の地獄を恐れたからに違いない。だから「諸国民の公正と信義」に頼った安全保障よりも説得力はある。あるんだけれども。

ラベル:聖書 9条
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2008年08月30日

なんという羞恥プレイ

姫井由美子参院議員、民主離党を撤回

民主党を離党して新党「改革クラブ」に参加する意向だった姫井由美子参院議員が29日夜、民主党本部で緊急の記者会見を行い、改革クラブ参加を撤回し、今後も民主党にとどまる考えを表明した。

姫井氏は離党撤回の理由について、「新党は、自民党による民主党切り崩しの受け皿だとわかった。自民党に近い新党への参加は『自民党に対抗する民主党の候補として、私を支持してくれた有権者への裏切り行為だ』との指摘も受けた」と説明した。

記者会見には菅代表代行、鳩山幹事長、輿石東参院議員会長が同席した。

姫井氏は28日に民主党の鳩山幹事長に離党届を提出。改革クラブ代表の渡辺秀央・元郵政相ら4人の参院議員とともに、同日夜、都内のホテルで開かれた、新党の政策や基本理念を話し合う会合に参加した。

しかし、29日午後に都内で開かれた改革クラブ結成の記者会見には姿を見せなかった。

姫井氏が参加しないことで、改革クラブは「国会議員5人以上」とする政党助成法などの政党構成要件を失った。

昨夜から何度も何度も絶頂に達してるんだろう。この変態めw

【追記】:【姫乱心ドキュメント】美容院、いや捜索願だ…血判も一夜で水に

新党「改革クラブ」(渡辺秀央代表)へ参加をドタキャンし、一転、民主党に残留することになった姫井由美子参院議員。新党側は「民主党による圧力を強く批判する」(改革クラブ声明)と反発するが、民主党が菅直人代表代行らの説得で巻き返した形だ。「姫、変心、乱心」の24時間ドキュメント。さすがの永田町関係者もあいた口がふさがらない!?

29日午後3時、国会近くの憲政記念館での「改革クラブ」の結党記者会見に出た記者団は首をひねった。話題の中心だった姫井氏が姿を見せず、財務・党紀委員長、女性局長の肩書が記された姫井氏の席は最後まで空席だった。

渡辺氏は記者団に、意外な説明を始めた。

「姫井さんは(会見のため)美容院の方をホテルに呼んでいたが、お見えにならなかった。どうなっているのか。私たちは一昨日とさきおとといに署名し捺印(なついん)した。血判と同じだ。信頼は揺らいでいない」

だが、そのころすでに姫井氏は民主党の説得に応じていたのだ。

渡辺氏や姫井氏ら新党メンバーは28日夜、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで食事をしながら会見の打ち合わせを続けた。29日午前零時ごろに会合を終え、姫井氏はタクシーでホテルを後にした。これが新党側が姫井氏と接触した最後だった。29日朝から連絡が取れなくなったのだ。

午前10時、姫井氏は地元岡山の秘書に電話した。

「菅さんから『(結党の)会見に出るな』といわれて困ってるのよ」

秘書はあわてて東京の渡辺氏らに連絡。渡辺氏らが姫井氏の携帯電話を鳴らしても連絡が取れなかった。

「今まで、携帯したら一発で返ってきたのに…」

渡辺氏らは悪い予感を抱いたまま、結党会見に臨み、その後、警察に姫井氏の捜索願まで出した。

一方、民主党も必死だった。党の方針に再三造反してきた渡辺、大江両氏の離党は想定内だったが、姫井氏の離党は不意打ちだったからだ。自民党側が放言したように「離党の第2弾」があれば大打撃になる。

姫井氏は硬い表情で、午後6時半から、民主党本部で記者会見した。白いスーツ姿ながら髪はぼさぼさ。「有権者や民主党関係者に迷惑をかけ、心からおわびしたい。深く反省している」と語ったが、記者団からは「説明がつくのか」と厳しい質問が飛んだ。

会見場では菅氏や輿石東参院議員会長、鳩山由紀夫幹事長が疲れきった表情で見守った。会見が終わったとたん、鳩山氏は初めて笑顔を見せた。

菅氏は記者団に「今朝、姫井さんから電話があった。午後に輿石さん、鳩山さんも交え、4人で話し合った。私は『普通の見方では自民党が民主党から引き抜いたように見える』と言ったんだ」と語り、説得の一端を明らかにした。

姫井氏の離党を歓迎していた政府高官は「(テレビの会見中継を)30〜40秒だけ見たけどばからしくなって消したよ。あんな人と政治をやらないといけない人はかわいそうだね。支持者も砂をかむ思いでしょ」と述べ、肩をすくめた。

茶番劇としては全く極上の類だ。

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2008年08月29日

盗人にも三分の理というが

アフガンにおけるNGO邦人射殺事件の衝撃

<中略 />

タリバンは犯行声明を出して、外国人が一人残らず撤退するまで殺し続けると言ったという。

それは狂気だ。

しかし、その狂気をもたらしたものこそ戦争である。

米国はテロを一人残らず根絶すると公言して大量殺戮を繰返してきた。世界はそれを放置してきた。

殺されるものが抵抗するのは当たり前だ。殺されるぐらいなら一人でも多くの敵を殺して死ぬ、そう考えるものを我々は非難できるのか。

非難さるべきは戦争である。それを誰よりも繰返してきた米国である。

その米国から決別し、自主、自立した平和外交を取り戻す。

この当たり前の事を本気で言うものが出てこない日本の現状を憂える。

NGO職員が殺された責任は、もとより米国の戦争に加担した自公政権にある。

それを追認したメディアにある。

自公政権の戦争加担を止められなかった野党にある。

それら政治家やメディアを許してきた国民にある。

そして、それはまた、「私を含め、情勢に対する認識が甘かった」と悔やむペシャワール会の中村医師らNGO幹部にもある。

NGO職員の死は日本国民の責任だ。

今からでも遅くない。これをきっかけに、米国のテロとの戦いの誤りを騒ぎ立てるべきだ。

米国の中東政策の誤りを騒ぎ立てるべきだ。

そしてこれ以上米国の戦争に協力していくことの愚かさを、われわれは素直に認めるべきである。

それこそが、それだけが、NGO職員伊藤和也の死に報いる事である。

タリバンが米軍から攻撃されているのはアルカイダを匿ったからであり、自業自得といわざるを得ない。殺されるものが抵抗するのが当たり前というならば、WTCにジェット機をぶつけられたアメリカが抵抗するのもまた当たり前だと考える。

しかし、それ以上にこの元外交官の見識の無さに驚く。つーか呆れる。武装勢力が民間人に対して無差別に暴力を行使することは明白なテロ行為であり、よしんばその目的に頷ける理由があったとしても、テロ行為を行ったという理由ゆえにその目的を達成させては絶対にならない。タリバンが「外国人は出て行け」と主張しテロを行う。諸外国はその言を認めアフガニスタンから出て行く。こうなった場合テロと民間人に対する暴力の行使という手法が有効であることを世界が認めたことにならないだろうか? そして、一度うまくいった手法は何度でも繰り返される。ひどい話だ。

タリバンが民間人に対するテロという手法に訴える理由は明白で、正規軍に交戦を仕掛けても絶対にかなわないからだ。だから武器を持たない民間人を襲う。こんな卑劣な連中に生きる場所は無い。

現象の原因にさかのぼらずに武力だけで「テロと戦う」のは致命的な誤り

犯行の詳細についてはいろいろな見方があるようです。もちろん、タリバンであれ単なる単独の暴徒であれ、今回のような凶行は許せません。しかし、何の脈絡も原因もなくこのような凶行が起こるわけではありません。現地の市民は日常的に米軍を中心とした外国軍からの攻撃の余波による死の危険の中を生きているわけです。そして、現実にそのような状況の中で多くの無辜のアフガニスタン市民が殺されています。そして、たとえテロとの戦いという名目であれ、(特にアメリカによる)そのような武力行使を日本政府が支持していて、自衛隊という武装集団を何とかして送り込みたいと常に考えているということは、そのようなお政府様を戴く日本人にも現地市民の死に責任の一端があると言ってもよいのではないでしょうか。

現地の人が外国軍からの攻撃により、あるいはその余波により殺されているとき、そこにたまった恨みや報復感情が外国人一般に向いてもおかしくないわけです。武力の行使、軍事力の行使だけで「テロとの戦い」や「国際貢献」をしようとすることの致命的問題点がこれだと思います。

テロの原因を考え、その解決を図ることは全くの無意味だ。上記した通り、テロの実行者の言い分を聞き、その主張の有効性を認めることはテロという手法の有効性を認められない為政者の取れる手段ではない。そしてもちろん、民間人がこのように撃たれて死ぬということはどこの政府も許容できない。

歴史上、常にテロリストの跳梁がある理由は何か発生するたびにこのような人間がテロリストとの宥和を主張しその代弁を試みるからであり、そのようにテロへの理解を示すことこそが間違いなのだ。

また、今回の件は恨みや報復感情が外国人一般に向いたから発生したわけではない。単に抵抗しない殺害しやすい外国人だったからに過ぎない。とほほ村野瀬はおいらが財布の奪取を目的に金属バットを持って襲い掛かったとしたらその行為の原因となる貧困に目を向けてくれるのだろうか? また、それが強盗という犯罪を減らすことにどれほど有効だろうか?

一貫して言えることはテロということは犯罪であり、そのような犯罪行為を行う人間の言うことは絶対に聞いてはいけないということだ。テロという行為のリスクをとんでもない水準まで高めない限り、この犯罪はなくならない。

posted by ミラクルさん at 16:45| Comment(5) | TrackBack(0) | BLOG談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カタルーニャの八百長

グループA
チェルスキー(イングランド)
ローマ(イタリア)
ボルドー(フランス)
CFR(ルーマニア)
グループB
インテル(イタリア)
ブレーメン(ドイツ)
パナシナイコス(ギリシャ)
アノルソシス(キプロス)
グループC
バルセロナ(スペイン)
スポルティング(ポルトガル)
バーゼル(スイス)
シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
グループD
リーガプール(イングランド)
PSV(オランダ)
マルセイユ(フランス)
アトレティコ・マドリー(スペイン)
グループE
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
ビジャレアル(スペイン)
セルティック(スコットランド)
AaB(デンマーク)
グループF
リヨン(フランス)
バイエルン・モナコ(ドイツ)
ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)
フィオレンティーナ(イタリア)
グループG
アーセナル(イングランド)
ポルト(ポルトガル)
フェネルバフチェ(トルコ)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)
グループG
レアル・マドリー(スペイン)
ユベントス(イタリア)
ゼニト・ペテルブルク(ロシア)
BATEボリソフ(ベラルーシ)

これはカタルーニャ人の陰謀だと声を大に押して言いたい。

個人的にはフェルナンド・トーレスの古巣対決となるグループD。F,G,Hはきつい組み合わせだね。

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だめだこりゃあ

ペシャワール会「方向が違う」=町村官房長官の給油継続発言

町村信孝官房長官がアフガニスタンで伊藤和也さんが拉致され死亡した事件に関連し、インド洋での自衛隊の給油活動を継続する方針を示したことについて、伊藤さんが所属する「ペシャワール会」(福岡市)の福元満治事務局長は28日、「方向が違うんじゃないか。だから武力がやっぱり必要だというのは浅過ぎる」と批判した。

ああそう。んじゃお前のご立派なテロを防ぐご神託でも聞かせてくれよ。アフガニスタンには現状テロリストなんだか盗賊団なんだかよくわからない連中が横行していて、こいつらをとっ捕まえるには奴らが武装しているからそれなりの軍備が必要なんだけれども、アフガニスタン政府では手が回りかねるから今外注に出してるわけだ。

多国籍軍が存在しないアフガニスタンでお前らが活動できると思ってるのか。ふざけるのも大概にしろ。人が死んだら政府としては対処しなけりゃまた人が死ぬんだよ。バカ。

posted by ミラクルさん at 00:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

プレイの一環

民主党の渡辺、大江参院議員ら新党結成へ

民主党の渡辺秀央、大江康弘両参院議員らが同党を離党し、無所属の参院議員を含め新党を結成することが28日、明らかになった。29日に記者会見して正式表明するが、党首には渡辺氏が就任する。一方、民主党執行部は離党を思いとどまるよう慰留を続けている。

新党に参加予定の民主党議員は28日、「民主党は政局優先で国民のためになっていない。参院に本来の役割を取り戻したい」と述べた。

複数の関係者によると、新党には渡辺、大江両氏のほか民主党の姫井由美子参院議員、無所属の荒井広幸、松下新平両参院議員とが加わる。参加予定議員は「新党は(福田政権に対して)是々非々の立場で臨む」と述べているが、新党は与党寄りの立場をとるものとみられる。

これはあれだな。民主党を出て苦労する自分に性的興奮を得る変態プレイなんだよ。

posted by ミラクルさん at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

誤解で殺されたらたまらんよ

マガジン9条〜この人に聞きたい『中村哲さんに聞いた』〜

「平和国家」日本に期待されていること

編集部  現地では、NGOとか国際機関なんかが襲撃されるということは、かなりあるんですか?

中村  何回も、見聞きしたことはありますよ。でも、我々ペシャワール会が襲われたことは一度もありません

編集部  それだけ、ペシャワール会の活動が現地の方々に浸透しているということでしょうか。

中村  そうですね。アフガンの人たちは、親日感情がとても強いですしね。それに、我々は宗教というものを、大切にしてきましたから。

編集部  宗教とは、やはりイスラム教…。

中村  おおむね、狙われたのはイスラム教というものに無理解な活動、例えば、女性の権利を主張するための女性平等プログラムだとか。現地でそんなことをすると、まず女性が嫌がるんです。キリスト教の宣教でやっているんじゃないか、と思われたりして。

編集部  宗教的対立感情みたいなものですか?

中村  いや、対立感情は、むしろ援助する側が持っているような気がしますね。優越感を持っているわけですよ。ああいうおくれた宗教、おくれた習慣を是正してやろうという、僕から言わせれば思い上がり、もっときつくいえば、“帝国主義的”ですけどね。そういうところの団体が、かなり襲撃されています。民主主義を波及させるというお題目は正しいんでしょうけれど、やっていることは、ソ連がアフガン侵攻時に唱えていたことと五十歩百歩ですよ。

編集部  ペシャワール会は、そういうことからは無縁であったということですね。

中村  そうです。それに僕はやっぱり、日本の憲法、ことに憲法9条というものの存在も大きいと思っています。

編集部  憲法9条、ですか。

中村  ええ、9条です。昨年、アフガニスタンの外務大臣が日本を訪問しましたね。そのとき、彼が平和憲法に触れた発言をしていました。アフガンの人たちみんなが、平和憲法やとりわけ9条について知っているわけではありません。でも、外相は「日本にはそういう憲法がある。だから、アフガニスタンとしては、日本に軍事活動を期待しているわけではない。日本は民生分野で平和的な活動を通じて、我々のために素晴らしい活動をしてくれると信じている」というようなことを語っていたんですね。

編集部  平和国家日本、ですね。

中村  ある意味「美しき誤解」かもしれませんが、そういうふうに、日本の平和的なイメージが非常な好印象を、アフガンの人たちに与えていることは事実です。日本人だけは、別格なんですよ。

編集部  日本人と他国の人たちを区別している?

中村  極端なことを言えば、欧米人に対してはまったく躊躇がない。白人をみれば「やっちゃえ」という感覚はありますよ。でもね、そういう日本人への見方というのも、最近はずいぶん変わってきたんです。

編集部  それは、なぜ、いつごろから、どのように変わってきたんですか?

中村  いちばんのキッカケは湾岸戦争。そして、もっとも身近なのは、もちろんアフガン空爆です。アメリカが要請してもいない段階で、日本は真っ先に空爆を支持し、その行動にすすんで貢献しようとした。その態度を見て、ガッカリしたアフガン人はほんとうに多かったんじゃないでしょうかね。

編集部  せっかくの親日感情が、そのために薄らいでしまったんですね。

中村  それでも、いまでもほかの国に比べたら、日本への感情はとても親しいものです。この感情を大事にしなければならないと思うんです。湾岸戦争のときに、「日本は血も汗も流さずお金だけばら撒いて、しかも国際社会から何の感謝もされなかった。それが、トラウマになっている」なんて、自民党の議員さんたちはよく言うようですけど、なんでそんなことがトラウマになるんですか。「お金の使い方が間違っていた」と言うのならいいのですが、「もっと血と汗を流せ」という方向へ行って、とうとうイラクへは自衛隊まで派遣してしまった。僕は、これはとても大きな転回点だったと思っています。

中村 これまでは、海外に軍事力を派遣しない、ということが日本の最大の国際貢献だったはずなのに、とうとうそれを破ってしまったんです。これは、戦争協力ですよね。そんなお金があるんだったら、福祉だの農業復興だの何だの、ほかに使い道はいくらでもあるというのに。

編集部  ほんとうにそうですね。お金をどのように使うか、国際貢献とか国際援助とかいうのなら、最初に中村さんがおっしゃったように、まず「生存」のために使うべきですよね。

中村  日本は、軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべきなんです。現地で活動していると、力の虚しさ、というのがほんとうに身に沁みます。銃で押さえ込めば、銃で反撃されます。当たり前のことです。でも、ようやく流れ始めた用水路を、誰が破壊しますか。緑色に復活した農地に、誰が爆弾を撃ち込みたいと思いますか。それを造ったのが日本人だと分かれば、少し失われた親日感情はすぐに戻ってきます。それが、ほんとうの外交じゃないかと、僕は確信しているんですが。

9条は、僕らの活動を支えてくれるリアルで大きな力

編集部  そう言えば、雑誌『SIGHT』(07年1月)のインタビューで、「9条がリアルで大きな力だったという現実。これはもっと知られるべきなんじゃないか」とおっしゃっていましたね。

中村  そうなんですよ。ほんとうにそうなんです。僕は憲法9条なんて、特に意識したことはなかった。でもね、向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。

中村 武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。

編集部  その体で実感した9条を手放すことには、どうしても納得できない。

中村  具体的に、リアルに、何よりも物理的に、僕らを守ってくれているものを、なんで手放す必要があるんでしょうか。危険だと言われる地域で活動していると、その9条のありがたさをつくづく感じるんです。日本は、その9条にのっとった行動をしてきた。だから、アフガンでも中東でも、いまでも親近感を持たれている。これを外交の基礎にするべきだと、僕は強く思います。

編集部  お話を伺って、中村さんたちの活動は、それこそ「ノーベル平和賞」に十分に値するものじゃないかと、とても強く感じました。これからも、ほんとうにお体や健康にお気をつけて、素晴らしい活動をお続けください。本日は、長時間、ほんとうにありがとうございました。

中村  はい、こちらこそありがとうございました。第2期用水路建設に向けて、もっと日焼けしてきます(笑)。

武装勢力がひとたび武力の行使を決断したときには民間人は本質的に無力である。日本人だから安全とかそんなことは先方の考えることであって、その配慮を期待して行動するのは厳しくいえば甘えだろう。本質的にその認識が欠けている。

しかし、他方で彼らの活動がアフガニスタンの人々の為になっていることは認めるし、今後もこのような活動を続けていただきたい。だが、本質的に誤解をしているのは彼らの活動の基盤となっているのはアフガニスタンの治安維持機構であり、そのバックボーンとなっている多国籍軍なのだ。単純な話、多国籍軍がいなければどんなに彼らが人助けをしようと思っていてもアフガニスタンには入国できない。中村医師はその認識が哀れなまでに存在しない。9条教に騙されての今回の悲劇だと考える。

注目するべきはアフガニスタンの外務大臣も騙されちゃっていることだ。日本が平和的にアフガニスタンのインフラを整える手助けをするのは間違いないし、それを期待するのもいいのだが、その活動の安全を保障するのはやはり多国籍軍なのだ。外相は本来自国で行うべき業務を外注に出していることを恥じるべきであり、それでも来てくれるペシャワール会に対して心から感謝をするべきなのだ。一緒に宗教に嵌ってどうする。

んで、政府としてはアフガニスタンで様々な業務を行っている人間の安全を保障するために、陸自を一個師団派遣してタリバンを皆殺しにするべきだと思うのだが。その後安全の保証されたアフガニスタンで心行くまでペシャワール会は様々な活動をすればよい。美しき誤解に安全をゆだねて人を危険地帯に送り込むようなことは今後絶対にあってはならない。

あと余談なんだけれども、中村医師の物言いにある種の選民思想が見て取れて嫌だね。9条を持っているオレらはいい人。お前らは軍隊を派遣する悪い国の人だから死んでもしょうがないぜアハハみたいな。宗教ってそんなものなんだけれども、戦前の「神風が吹くから神州不滅」とかいうのとどこが違うんだと。全く外に出すのが恥ずかしい野蛮人だなこいつは。

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2008年08月27日

久しぶりに清々しい屑言動を見たな

誘拐拉致騒ぎが、テロとの戦いの世論を盛り上げるためこれからも起きるだろうなぁ。もちろん背後にはテロ特措法を通したい連中がいる。

政治の世界は謀略の渦巻く世界で、なんでもありと考えていれば間違いない。CIAのような謀略機関が直接やらなくても金をもらえば犯罪に手を染めるようなクズはどこにでもいるだろうし、。

そう言う意味では、新テロ特措法(油無料提供隷米ガソリンスタンド法)政治日程の流れの中で考えると、伊藤さんの命も非常に危ういような気もしてます。

今ごろ「やっぱりオレの言う通り! ううむ自民党め〜!」と膝を叩いて喜んでるんだろうか。金をもらえば犯罪に手を染めるようなクズも、なんでもかんでも自分の嫌いなもののせいにするクズも間違いなく存在する。

ラベル:soba
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スコットランドは出るっぺか?

ロンドン五輪の英代表、ファーガソン監督待望論続々

2012年ロンドン五輪で結成を目指しているイギリス統一代表チームの指揮官として、マンチェスターU(イングランド)のアレックス・ファーガソン監督を推す声が大きくなっている。ロイター通信が報じた。

『BBC』の取材に応じた英国スポーツ相であるゲリー・サトクリフ氏は、ファーガソン監督について「理想的な選択」であるとコメント。そのほかにも、ゴードン・ブラウン首相も、現地時間24日に『BBCテレビ』に対して「公式に打診があるだろう」と述べるなど、やはり同監督が最有力候補であるとしている。

なお、2012年に70歳となるファーガソン監督は先月、取材陣に対して、ロンドン五輪はまだ4年も先のことで約束する段階ではないと語っている。

「サー」とちゃんと敬称をつけろ。大英帝国勲章もらってるんだから。

んで、チーム連合王国か。フットボールの世界では4協会は完全に別物なんで、選手のモチベーションが保てないんじゃないかな。強化という観点でも4協会合同チームだとU-23欧州選手権にも出れないと思うし、うまくいかないと思う。ロンドンオリンピックでは4協会全部が別々のチームでやればいいよ。アジア枠減らしていいから。

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2008年08月26日

死を強制する宗教

’08夏の伝言:美浜・煙樹ケ浜の地雷訓練やめて 「9条の国に不要」 /和歌山

◇自衛隊が計画

ウミガメの産卵や美しい松林などで知られる美浜町の煙樹ケ浜。ここで陸上自衛隊が、敵船艇の上陸阻止を想定し、地雷を海岸に敷設する水際障害訓練を計画している。戦争を体験した人たちや自然保護グループなどが、抗議活動を続けている。【山中尚登】

◇ウミガメ産卵、漁への影響懸念−−自然保護グループなど

同町によると、03年秋、陸自側から訓練の申し入れがあったという。「美浜の自然を守る会」(東原史郎会長)は、ウミガメの産卵にも影響があるなどとして反発。地元や周辺の漁協関係者も漁への影響を懸念した。

陸上自衛隊は06年11月、模擬の訓練を実施。一般公開され、約300人の住民が見学した。守る会は、会場近くで「訓練は、自然の荒廃と平和な生活の破壊をもたらす」などと、抗議活動をした。

現在、漁協との補償交渉などもあって、訓練の実施時期などは決まっていないという。東原会長は「今は大きな動きはないが、いつ訓練が始まるか分からない。監視活動を続けていく」と話す。

元同町議の児玉五郎さん(85)は1944年、広島県呉市の大竹潜水学校に入り、軍事訓練を受けていたが、45年6月に入院し、戦地に向かうことなく終戦を迎えた。終戦の日のたびに戦地で亡くなった友人を思い出すといい、「どこの国との戦争を想定して訓練するのか疑問に思う。憲法で戦う意志がない国(日本)に必要ないはずだ」と訴えている。

おいらはこんな連中と集団自殺は真っ平ごめんなのできちんと訓練して欲しい。9条教は信仰していない人間にも死を強制する危険な宗教だ。本人達は気持ちいいのかもしれないがこっちはたまったもんじゃない。

こういう人間は自衛隊が訓練不足で適切な処置ができなかったときにはそれはそれで文句を言うだろう。全く罪深い。

ラベル:毎日新聞 9条
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無茶言うな

セルビア代表監督、バルサのボージャン招集に意欲

セルビアの監督に就任したばかりのラドミール・アンティッチは、バルセロナのFWボージャン・クルキッチをセルビア代表に招集する可能性をあきらめていないようだ。同監督は、ベオグラードで行われた監督就任会見で次のように述べた。

ボージャンの父親は私の大の友人だ。彼とは、ボージャンがセルビア代表でプレーする可能性について話をした。実現すれば、われわれにとって名誉なことになろう。扉はまだ開かれている」

同国のデジタルメディア『モンド』は「ファミリーネームが“ic”で終わる名前を持つ選手は、父親の出身地でプレーするべきだ」と主張する。

ボージャンのセルビア代表入りの可能性は、アンティッチ監督と選手の父親の関係だけを根拠としているわけではない。ボージャンは、すでにスペインのフル代表に招集されているものの、ベンチに入っただけで、まだ公式の試合ではデビューしていない。

バルサのカンテラ(下部組織)時代からボージャンに注目していたアンティッチ監督は、彼についてこう絶賛する。

「彼は偉大な才能を持った若者だ。1人のサッカー選手としてだけでなく、きちんとした教育と教養を備えた素晴らしい人間でもある」

セルビア代表は、9月6日に2010年W杯南アフリカ大会予選の初戦となるフェロー諸島戦に臨み、さらにその4日後にはフランスと対戦するが、果たしてボージャンを招集するのだろうか。

お前それは無茶だろう。大体ボージャンセルビア語離せないだろ。ファミリーネームにいたってはもう口あんぐりとする他ない。

元はといえばお前らが戦争を始めたから悪いのだ。だからボージャンの親父もスペインへ逃げたんだよ。あきらめて今いる才能を大事にしろ。それでも十分凄いんだから。

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金に目が眩む

ベンフィカ、ディ・マリア移籍で大金を狙う?

アルゼンチン五輪代表の一員として、北京オリンピック優勝に大きく貢献し、ヨーロッパ中のビッグクラブから関心を示されているベンフィカMFディ・マリア。ポルトガル紙『A Bola』によると、バルセロナやレアル・マドリー、ミラン、インテル、ユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナルと、錚々たる顔ぶれのクラブが注目しているようだ。

オリンピックでの活躍を受け、ベンフィカは同選手を引き止めることは難しいと理解しているようだ。だが、彼らも決して安値でディ・マリアを失うつもりはない。7月、ベンフィカは同選手の契約解除金を3000万ユーロに上げているからだ。

夏の移籍マーケットが残り少なくなり、この間にビッグクラブが実際にディ・マリア獲得へ動くことはないだろうとみられている。だが、名門クラブたちが彼の成長ぶりを絶えずチェックすることだけは間違いないだろう。

やめろ馬鹿。今年あれだけいい補強したのを全部ぶち壊すつもりか。ホントここの経営陣は馬鹿だよな。ポルトに勝つ気があるんかと問い詰めたい。

どうせなら1兆ユーロぐらいの値段をつけてやれ。それでもチェルスキーなら出すかもしれないが。

ラベル:ベンフィカ
posted by ミラクルさん at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

東條英機論

深沢さんのところ低脳のところでなされている東条英機に関するやり取りについて思ったこと。

東條英機のメモ公開の報道を読んで

8月14日。

赤松大佐へ

一、(略)国民の難きを忍び、皇軍将士の神国日本の不滅を信じつつ大義に殉ぜる犠牲も遂に犬死に終らしむるに至りしことは、前責任者として其の重大なる責任を痛感する処、陛下は元より列代皇祖皇宗の御遺霊に対し奉り、申訳なき次第なり。(略)

二、事茲に至りたる道徳上の責任は、死を以て御詫び申上ぐ一点丈(だけ)、今日、余に残る。而して、其の機は今の瞬間に於ても其の必要を見るやも知れず、決して不覚の動作はせざる決心なり。(略)陛下が重臣を敵側に売りたるとのそしりを受けざる如く、又、日本人として敵の法廷に立つ如きことは、日本人として採らざる処、其の主旨にて行動すべし。

だったらさっさと死ねよ。

阿南惟幾陸相は8月15日に自決した。神風特攻隊の生みの親とされる大西瀧治郎は16日に自決した。

東條が自殺を図ったことはよく知られているが、それは、9月11日、GHQの指令により戦犯として逮捕されることを拒んでのものである。終戦からひと月近い。それまで東條は何をしていたのだろうか。

私は、東條はもっと早くに死ぬべきだったと言いたいのではない。死ぬことにより敗戦の責任がとれるとも思わない。

ただ、「生きて虜囚の辱(はずかしめ)を受けず」で著名な戦陣訓を陸相として示達し、またこのメモでも自決をうたっている東條が、実際に自決を試みたのは逮捕が迫ったまさにその時であったというのは、どういうことなのか理解に苦しむ。戦犯として追及されることなどポ宣言受諾が決まった時点で明らかだったことではないのか。

やっぱり「だったらさっさと死ねよ。」はないんじゃない?

深沢明人さん

やっぱり「だったらさっさと死ねよ。」はないんじゃない?

深沢明人さんは、東條英機さんが嫌いなんですか?

弊サイトにおいて、ある記事のコメント欄でネット上で「死ね」という表現をすることが話題になった直後だけに、深沢明人さんの、東條英機氏に対する、

「だったらさっさと死ねよ。」(東條英機のメモ公開の報道を読んで)

という表現には衝撃を受けました。

私はどちらかというと東條英機氏は貧乏くじをひいたと考えています。軍人が首相になるという日本の構造的な欠陥もありました。

ところで、「電通鬼十則」なるものが世の中にはあるそうです。

十則のうちの最初の2つは、

  1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
  2. 仕事とは、先手先手と働きか掛けていくことで、受け身でやるものではない。

だそうですが、

ヒットラーやルーズベルトは、戦争を自ら創った人たちで、東條英機氏をはじめとする日本の指導者たちは、戦争を与えられ、受け身で戦った人たちだと思うのですがいかがでしょうか?

TBした「生きて虜囚の辱(め)を受けず」の真意 (2)でのコメント、ありがとうございました。

東京裁判は勝者による不当な復讐だったと思いますし、国民に対する敗戦責任が東條にあるのはもちろんですが,それが死刑に値するものだったとも思いません(政治的行為に対して刑罰というものはなじまないと考えています)。

「国民に対する敗戦責任」という表現にはとても好感がもてます。私は、いわゆるA級戦犯には戦争責任はなく、「国民に対する敗戦責任」があるだけだが、総括されていないと考える立場です。

なるほどこれで東條の行動の説明はつきますが、結局これでは、以前私が述べたように、天皇を守って矢面に立つことよりも自分の名誉を優先したことになります。評価すべき態度とは思えません。

たしかに、未遂は無様ですが、深沢明人さんは東條英機氏は自殺を図るべきではなかったと考えるのですか?

生きるべきか死ぬべきかで悩んだ時に、「GHQの出方」という外的要因に、その選択を任せるというのは、一つのやり方ではないかと私は評価します。

まあ、自分で決定できないのを情けないといえば言えるのですが、東條英機氏がどうすべきだったかは私にはどちらともいえません。ただ、死なずに東京裁判を受けてくれて良かったと個人的には思います。

率直な感想を言えば、

  • さすが低脳だけあって無能者には優しいですね。
  • さすが低脳だけあって言葉尻だけに噛み付いてますね。

という感じなんだが。

で終わらせちゃうのもアレなんで、東條英機という人は低脳の言うとおり貧乏くじを引かされたとは思う。しかし、陸軍次官までは大過なくやってこれたわけだし陸軍大臣になってしまったのは仕方がないとしてもだ。陸軍大臣就任時には首相の近衛が「ちょw東條って誰?」とか言うほど知る人ぞ知る存在だったし、近衛が内閣放り出したあとには「いっそのこと東條にやらせましょう」と木戸が進言して決まっている。2.26以後の粛軍人事で常に二段跳び三段跳びの人事を繰り返してきた人なんだよな。だからこそ、「東條をはじめとする戦争犯罪人!」とか言う言説には気の毒な感が否めないのだ。

真崎甚三郎が東條を評して「日本一の連隊長」と評したことは有名ですが、伝わってくるエピソードなどからはこのくらいの規模の部隊を指揮することが向いていたんだろうなとも考える。もし陸相、首相にならなければ現場の軍司令官として素晴らしい活躍をしたのではないかとすら考えるんですが、これはさすがにおいらの希望かも知れぬ。でも、華北での戦いぶりからするとその期待はできるな。

しかし、陸相、首相時代の東條にはお世辞にもよい点は上げられないと思います。第一風紀粛清ばかりで肝心の戦争指導は何もしていないといっていい。アメリカと天下分け目の戦争をするというのに首相が精神論ばかりだとおいらは頭が痛くなってくる。しかも軍や内閣に批判的だった人間にダイレクトに召集令状を持っていくというのはよく言って職権乱用でしょう。憲兵を多用したこともまた然り。彼の陰性な部分が多く出たことは残念でなりません。そして、彼の欠点はそのまま日本国民にのしかかってきます。

んー、ただ今思ったんだけど東條が首相になって戦争指導で「必勝の信念」が云々喧しく言っていたのはドイツ留学経験のせいかも知れないね。ルーデンドルフなんかが「ドイツが負けたのは銃後でユダヤ人が陰謀を企み、それで民衆が動揺したからだ!」とか一生懸命に言っていたから。東條はその二の舞を恐れたのかもしれないね。ただ、ドイツが負けたのは西部戦線でルーデンドルフがフォッシュに負けたからだし、そもそも何で負けたドイツに陸軍は若くて有望な将校を留学させたのだろう。

逮捕後の東條は仏教に深く帰依し、人格者になりました。この頃の東條さんにいろいろインタビューしてみたかったなあと深く思います。後悔しながらいろんなことを言い残してくれたんじゃないかなと。

あと、コメント欄で「東條は戦争に巻き込まれたのか?」的な議論がありますけれども、これは東條個人にしてみれば半分は当たりかなと思います。支那事変事は彼は現場の指揮官であったり参謀であり、太平洋戦争は陸軍がどんなにアメリカやイギリスと戦争したくても、海軍が「ダメ」って言い続けていればできなかったわけですから。

ラベル:東條英機
posted by ミラクルさん at 14:42| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日韓友好って何のジョークだよ

9전 전승 신화 '한국 야구', 세계정상 '등극'

n0824-2.jpg

いやー、こいつらを人間扱いする理由がわからねえ。野球なんてどうでもいいけどこういう画像を日本人の目に付くところに上げて、仲良くしましょうって頭膿んでるよな朝鮮人は。いい朝鮮人もいるのかもしれないけどとりあえず全員コンクリート破砕機にぶち込んでからより分けたっていいだろ。

ラベル:韓国 野球
posted by ミラクルさん at 11:55| Comment(7) | TrackBack(1) | 特定アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月24日

やっぱり創価学会は滅ぶべきだよな

と、タイトルに書かないと何を書かれてしまうかわかったものではないので一応念のため。

んで、本題なんですが明日はいよいよ「政治と宗教を考える」シンポジウムですよ! 個人的な興味は矢野穂積&朝木直子が「朝木明代は創価学会に殺害された!」って断言するかどうかです。何しろこいつら以下のような謝罪広告を出す羽目に陥ってますからね。

謝罪広告

矢野穂積及び朝木直子は、「東村山市民新聞」平成七年九月二七日付け第六八号から平成八年二月二一日付け第七二号までの各紙上において、あたかも貴会が、東村山市議会議員であった故朝木明代の万引き事件のねつ造に関与し、同人の殺害に関与した旨の記事を掲載しました。

しかしながら、貴会が、故朝木明代の万引き事件のねつ造及び、同人の殺害に関与した事実は存在せず、右記事は事実に反しているものでした。

したがって、矢野穂積及び朝木直子は、右事実に反する記事によって貴会の名誉を著しく毀損したことに対して、謹んで謝罪の意を表します。

平成一三年一二月二六日

矢 野 穂 積

朝 木 直 子

創価学会殿

だからきっと瀬戸さんやオーディエンスの期待するような「母を殺害した創価学会と戦う強い意志」を見せる事は無いと思いますし、聴衆はモヤモヤして帰るんじゃないかな。きっと在特会の皆さんのことですから内容はYouTubeやニコ動で閲覧できるようにしていただけると確信しています。もちろんニコ動でのコメント数稼ぎも行うでしょう

あと瀬戸さんC.I.Lの荒井さんのやり取りの中でちょっとモヤっとした事を自分の中で補完する。

ここからが重要です。創価学会系のブロガーはよく読んでくださいね。

ところが次のような動かしがたい「事実」があるのです。

創価学会は朝木さんが「万引きを苦にして自殺した」ということを、お金を出して様々な雑誌に書いてそれを流布させたのです。

※正確にはそのような情報をフリー・ライターに先ずは流し、それを取り上げて掲載した雑誌を毎月3000冊〜2000冊創価学会は購入していました。

なぜ、そのような必要があったのですか?

そりゃ創価だろうと幸福の科学だろうと……

文章を書いてもらったら原稿料を渡すのが当然だからじゃないかな?

それと 「発売されたらウチで●●部買い取るから!」 という契約は普通にある話だよ?例えば執筆者の個人事務所とかが「最低でも2000部は買い取りしますから」なんて条件を出して、それならリスクも少ないよねって事で出版社のGOが出たり。恐らく芸能人の本とかであれば "よくある話" と言えるかもしれない。(こういう条件は滅多に表面化しないから具体的な数字は出せないけど)

で、何か問題でもございますでしょうか?

オレとしてはむしろ 「創価が金も払わず提灯記事を書かせた!」 とかの方が大問題だと思うんですが……?

問題大有りですよ。

創価学会が「朝木明代さんが万引きを苦にして自殺した」という記事を多くの雑誌に書かせ、それを大量に購入し、それをばら撒いていた…。

これって大問題でしょう?

「万引きを苦にして自殺した」というのは、これはあくまでも推測に過ぎない。それは荒井さんご自身も認めておられます。

何のために創価学会がそのようなことをしたのか?

それはそうすることが都合が良かった、創価学会の利益となる―、つまりは、創価学会を追及していたから殺されたのではないか?―というその疑惑を打ち消したかったからではないですか。

瀬戸さんが最初の質問のときに言葉を端折っちゃった。つまり「(創価学会は本当に朝木氏殺害に関与していないなら)なぜ、そのような(お金を払って記事を書かせる)必要があったのですか?」と書かないもんだから荒井さんは「創価学会がお抱えライターに記事を書かせて原稿料を払うこと」の何が問題なのかと感じてしまったと。

んで、この答えは非常に簡単で即ち、「矢野穂積が一生懸命創価に殺されたってデマをマスコミに吹聴してたからだろ」としか思えないんだけど。何もしていない無実の創価学会wとしては組織防衛上必死にならざるを得ないよね。

まあ、細かいところはいいや。きっと瀬戸さん及び周辺に群がるならず者はこの件が創価学会を叩く絶好の棒だと信じているのだろう。バカなんだからしょうがない。明日はなかなか「母は創価学会に殺された」と言わない朝木直子に対して、

「我々がせっかくともに戦おうとしてるのになぜハッキリ言おうとしないんだ!」

「天国のお母さんは泣いているぞ!」

とか心温まるエールをかけてあげればよいと思います。見に行きたいけど明日は残念南越谷阿波踊りなんだよ。

posted by ミラクルさん at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 東村山市関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月23日

ポンテ頼みの糞サッカー

J1 第22節

浦和レッズ3−1ジュビロ磐田

浦和レッズの得点:44分ポンテ、57分バカ川さん、89分寿司爆撃機

ジュビロ磐田の得点:42分カレン

えーと、その。うちポンテいないと全然ダメだアハハ。はいはいポンテ頼みの糞サッカーとか、ポンテがいなかったらJ2レベルとか罵ってもらって一向に問題ありません。だって、勝てるし。今日もみんな生き生きサッカーしてたでな。後半なんかジュビロをフルボッコですよ。

まあ前半は駒野の突破に相馬の人より小さ目の脳味噌がパンクしたみたいで左サイドで思う存分やられてしまいましたが、相馬が対応できるようになってからは全然心配が無くなった。

あと寿司爆撃機が古巣相手にゴールを決められてよかった。あのゴールは素晴らしい。

ラベル:浦和レッズ
posted by ミラクルさん at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 浦和レッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オレの婿は金メダル

北京オリンピック サッカー男子 ファイナル

アルヘンティーナ1−0ナイジェリア

アルヘンティーナの得点:58分ディ・マリア

アルヘンティーナもナイジェリアも素晴らしい試合をしたんだが、わずかにアルヘンティーナのしたたかさが勝ったようだ。得点シーンはもちろんのことだが、とにかくボールを失わないテクニックと周りの動き出しがものすごく速い。んでもってパスが正確に足元にくるし、もらったほうもトップスピードで動きを止めないんだよな。

日本もあれはやろうと思えば出来ると思うし、日本に合ってると考える。インチキブラジルサッカーなど要らない。

試合終了間際にはリケルメ大先生の各種さまざまな時間稼ぎを披露するのもアルヘンティーナ流。この大会で婿が大活躍したマラドンさんも大満足でしょう。少し痩せたようで安心しました。

posted by ミラクルさん at 17:53| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

直感2

北京オリンピック 女子サッカー 3位決定戦

日本0−2ドイツ

ドイツの得点:69分&87分バイラマイ

日本全体での女子の選手層の薄さかな。やれるだけのことはやったと思うし、その結果は素直に称えたいと思うけれども、思うんだけれどもおいらの中のモーニング娘。がこんな風に歌うんだよ。

またこの次なんてあるわきゃないじゃん♪

ただまあ、これを何とかするには一朝一夕には行かなくて、リーグ戦を見に行ってそこで戦う彼女らに声援を送るしかないね。

【追記】

posted by ミラクルさん at 14:08| Comment(3) | TrackBack(2) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月21日

オレ東武鉄道に一生ついていくよ!

今日曳舟駅で見かけたポスター。

TS3G0141.JPG

なにこの露出度wwwwwwしかもローアングル過ぎるwwwwwww

東武はもうこの路線で心中する気か。すげえ。誰か突っ込めよ。こんなん期待するような奴が東武動物公園に来るようになったら女性客が逃げるだろwwwww

posted by ミラクルさん at 00:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

やればいいじゃん

ブログ開設

miracleさんとこにコメントしていたのですが、だんだん一回のコメントが長くなってきたので、ブログを開設してトラックバックすることにしました。ブログは前からやりたいと思っていたので良い機会だったかなと。

で、いきなり話が横道にそれてしまうのですが、世の中に狂った意見が出回ってしまうのは仕方が無いけれども、その意見を放置するわけにも行かなくてカウンターインテリジェンスで迎え撃つのは義務だろ。とのことなので、Tamanegiさんのそれをどうにかしてほしいと思います。こういったケースでは、私の立場から言っても相手が聞こうとしないことがほとんどなので、できればmiracleさんから諌めてほしいと思います。

というか、miracleさんとて後弾は勘弁してほしいだろうから靖国参拝offのときに入れ知恵済みで、すぐにでもTamanegiさんからの訂正・釈明があるものと思っていました。が、一向にそれがないことが不思議でなりません。

明後日金曜日を過ぎた時点で、その気が無いものとみなし、こちらでTamanegiさんのコメントをいじっていくことにしますが、できればまずmiracleさん自らでどうにかしてほしく思います。

いや、おいら別にTamanegiさんの破産管財人でもないし、なんでそこまでしなきゃいけないのさ。もちろんカウンターインテリジェンスは必要なので思う存分やりあえばいい。んで、いろいろ話すことによって落としどころも見えてくるんじゃねえの? だからいじっても別に構わないけどさ。

そりゃTamanegiさんの主張とおいらの主張で細かいところで違うところもあるし、おいらが突っ込むべきことをサボったといわれるのはまあ仕方ないけどさ。でも、なんか勝手に日限決められて「やれ」って言われるのはさすがに面白くない。

あとオレらがオフ会でなでしこ見ようがキャバクラに行こうが黒羊さんがおっぱいパブ探しに行こうがいいじゃねえか。その話をさせたかったらtitan351さんも来ればよかったんじゃね? それはそれですごくおいらとしても面白かったんだけど。議論は議論として皆できる人だと思うし、ひとしきり議論で盛り上がったあとカラオケでみっくみく歌うのもいいじゃねえか。

つーわけでお互い反論は大いにすればいいけど、おいらケースワーカーでもなんでもないからそんな管理を求められても困るよと。

ラベル:titan351
posted by ミラクルさん at 19:37| Comment(12) | TrackBack(2) | BLOG談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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